兄弟恋愛 (幻冬舎ルチル文庫 り 1-8)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344817937

感想・レビュー・書評

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  • 最初にまずがっかりしたのは妹に特殊能力(?)失せモノ探しの力があるってところかなぁ。あぁ、イロモノか・・・ってなるし。しかも、それってなくても成立する話だと思うんだよね~。それがイマイチの原因でもあると思うけど、実施の双子とその従弟と、双子の一人を誘拐から救った親のない施設育ちの兄妹。計5人が風変わりな父の指令で義賊っぽいことしてて、その中で恋愛も生まれている感じの話。
    なんかもうひとつ。

  • ジャイアンx自己犠牲長男。
    この作者さんの本読むの2冊目。

    普通のワケアリ義兄弟恋愛ものを期待して続編ともども購入し、蓋を開けたら、エスパー&キャッツ〇イ。恐るべし「独特の教育方針」。

  • 先に藤の方を読んじゃったのがイケなかったのかしら?藤の方はすごく好きだったんだけれどこちらはちょっと詰め込みすぎていてどうも乗り切れなかったかな。

  •  俊也は、幼い日の桐を助けたことが縁で、妹・美姫と共に、佐倉家に引き取られた。
     佐倉家は少し変わった感覚を持つ両親の家で、実子である桐と藤の双子。
     それから、桐の誘拐をきっかけに引き取られた俊也と美姫。
     そして、両親が早くに他界したため、引き取られてきた桐と藤の従兄弟の寛吉。

     多忙な両親はほとんど自宅に帰ってくることがないため、その五人の兄妹で日々、生活をしていた。
     その中でも、誘拐された直後に、俊也を引き取るように言って聞かなかったという桐は、俊也に対して傍若無人で、あれこれ無理難題をふっかけてきては、俊也を振り回す。
     桐は「美姫のことが好きだ」と言ってはばからないのだが、「高校卒業するまで美姫に手を出さない」と約束していることを理由に、俊也にあれこれお願い事をしてくる。

     けれど、「好きだ」と言われている美姫は、一切本気にしていない様子で取り合わず、また、桐も桐で、それに傷ついた様子はない。

     それどころか、“美姫に惚れてる”はずの桐が俊也に向ける言葉や仕草に俊也がドキドキし始めて――

     という話でした。
     俊也は一度、家族が壊れる経験をして施設に入っていたから、「家族として」とか「家族にならなきゃ」というものに(本人の自覚がないままに)ものすごくこだわっていて、なかなか自分の希望とかこうしたい、みたいなのを言い出せずにいる――という感じでした。

     最後は自分の気持ちをはっきり伝えだした桐に観念してハッピーエンド。

     すごくゆったりしてて、穏やかで、あくせくしたところがないので(じりじりとした焦燥感はありますが)、とってもいい話でした。

    「家族」のあったかさと、「兄妹」の良さを再認識したのと。
     そこから踏み出すことの難しさも感じました。

     ほっこりした恋愛話が読みたい人にはオススメします。

  • 弟×兄(ただし二人に血のつながりなし)

    母を亡くし、父の暴力から逃げて施設に入っていた峻也。妹と一緒に山で遊んでいたとき、誘拐された男の子を助ける。
    それが縁となりその過程に兄妹は引き取られることになる。
    年月はたち、妹に惚れていると豪語する弟(誘拐された子)は、峻也の気持ちを振り回して…。

    手元にあるのは初版本なのですが…
    表紙カバーに堂々と「峻也」の名前が「俊也」と誤植(笑)しっかりせぇや(笑)
    2版から直っていることを願います。

    さて、私はこの関連作品となる「親友恋愛」から読んだのですが、こっちはあまりもえませんでした。
    設定が詰め込まれすぎてるんですよね。
    切りの兄弟で、妹はちょっと特殊な力持ってて、裏稼業があって…って。
    もうひとつの方を読んで気に入ったら読めばいいと思うけど、こっちは無理にすすめないかも…。

  • <関連作品>
    『親友恋愛』

  • 変則的な家族、事件、特殊能力、そして恋愛は兄弟。
    盛り沢山すぎて、どこをどう読み取ったらいいのか…?

    本当に必要な人やエピソードが分かりにくく、頁がすすまなかった。

  • あわなかったので流し読み……なんかこういう特殊能力とか特殊任務とか苦手

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