- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344817944
感想・レビュー・書評
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すっごく萌えた!
親友でもある受けから告白され戸惑う攻め。攻めはノーマル、恋人もいる。なんでこいつが俺に?
本編では徹底して攻め視点のみ。片思いの思われる側が揺らいでいく様子を片思いをしてる側からじゃなく表現しているのがすごい。
とにかく受けの気持ちが切なかった。攻めに語った、尻尾を見せ合う話とか胸にくる。タイトルにもなった藍の使い方も上手い。
本編後の話は受け視点。段ボールの山を見て、ひとり泣く受けが切なくて涙。そしてハッピーエンドにまた涙。
切なさも萌えも何もかもがある素敵なお話でした。大好き!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文体が好きなタイプなので作家買い決めた。遙が可愛い…
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初一穂作品でした。
いや~~~、想像よりずっと良かった!!イイモノってのは色々寄り道しながらやっと辿り着くものなのよね。
大学の親友同士の話で、モテて彼女もいる暁行にハルは最初からなんの期待もしてなくて、でも好きで。
ついポロリとしてしまった告白を暁行が真剣に受け止めてくれただけでよくて。
でも気持ちを知ってしまった以上、今までどおりのようでそうではなくて。お互い苦しくて・・・っていう切なさがじんわりとした青さを感じさせる情景描写で表現されてる。でもファンタジーではなくどこからどうみてもフツーに現代学生モノなのよ!
まぁ、ハルはちょっと浮世離れしてる雰囲気がありますが。
いや~、健気受がやっぱり好きだ!! -
冬にはBLが読みたくなる。うちにあるのを一冊ずつ読み直していくコーナー‼
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2021/06/21-06/24
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友達の暁行に告白した遙。同性だし、恋人もいる人だし。と、うまく行くとは微塵も思っていない感じが悲しい。それでも伝えたかった気持ちと、少しでも一緒にいたいと思っていることを考えると余計に。遙の告白に戸惑いながらも、変わらないでいようとする暁行。考えたこともない状況に、遙を傷つけるような行動をしてしまったりもしたけれど、大切な人である遙のことを考え続けているのは嬉しくなった。2人が幸せになれる道を選んでくれたらいいな。と願わずにはいられなかった。
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物語はゆっくりしっとり進みます。が、最後おまけページで持っていかれました!きゅんきゅんします!!