ふしだら者ですが (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.55
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本棚登録 : 164
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344818385

感想・レビュー・書評

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  • 魔性のゲイ、皆川という設定は面白かったのですが、私はキンパツのあの子が好きだったので、ちゃっちゃと退散していったのが残念。
    妖精のお話も納得したし、読後感はイイ作品でした。
    でも、表紙の男はオヤジに見えない。もっと若いよ。

  • 1粒で2度おいしい作品。笑って泣けます。
    それにしても魔性すぎるだろ受!wwww

  • ガテン系リーマン・高森×魔性のおとこ・皆川のカップリングです。
    読み始めたばかりのところでは、
    「う~ん、あんまり好みではないかも・・・(;一_一)」って感じだったんですが、
    中間あたりで、「あ~、けっこう面白いかも・・・(^_^;)」って思い始め、
    最後の盛り上がりのところでは、
    高森ってやるじゃん!(^O^)/
    って思いました。

    暗めの要素があるのですが、
    皆川のキャラ設定のせいなのかなぁ~
    そのことはあまりずんとこないんですが、
    そこが読み終わった後は、後味が悪くならなくて
    私にはよかったで(^^)

  • ★3.0。面白かったんですが、「おっさん物」「幼なじみ物」「魔性受物」「トラウマ物」の要素が散漫としていて、いずれの視点からも惜しかったです。
    ストーリーもキャラも38歳の必要性がないし、攻がいつから受を好きでどんな恋愛遍歴があるのかも描写がないし、幼なじみなのに子供の頃の二人のエピソードもなく、30年以上の付き合いの重みが感じられないし、受の魔性さはコミカルだったのに突然過去のトラウマが始まり、攻も知ってると言うし…。
    いずれかの要素に絞ってじっくり書いて欲しかったです。
    いっそ28歳の方がしっくり来たかも。

  • センセのオヤジ受初期作品。なので、受にオヤジ臭はあまり感じられません。どちらかというとお役所勤めのパッとしない地味受と言う印象が強い皆川。しかし、彼は二面性があって、女にはモテなくても実は老若男男食い散らかす魔性のゲイなのです。なぜか知らないうちに色気ダダ漏れで男が群がり、しかも流され侍で来るもの拒まずの姿勢で付き合うから、別れる時が大変。そんな時、上手く別れるために利用されるのが幼馴染みのコワモテな高森です。この高森も男っぽいのにスイーツが大好きという、おいしいギャップがあります。

    「台詞は魔性の男でも、地味な見た目のせいか、仕事が決まらないと窓口に相談に来た中年男と職業安定所の職員のような雰囲気」と言う表現に笑った。
    節操のない皆川のお相手だった男たちの顔ぶれがバラエティに富んでいて、ほんとに面白い。幼稚園児!からお年寄りまでずらり。そして、皆川が関係があった男たちの名前を殆ど覚えていないという残念さです。まぁ、大抵モテまくりの人ってそうなんだろうなと。いちいち顔や名前まで覚えてたら、やってられないでしょうね。気楽に体だけの関係と思っているのが、相手に対して無礼ではあるけど、あっさりしていて悪意が無いので何だか憎めないんですよね。
    そんな中、皆川に対して憎しみを抱くヤカラが登場して、さすがの皆川も危機に直面するのですが。

    前半はそんな皆川の性癖が愉快な方向へ進展して面白かったけど、後半高森への想いを自覚したり過去のトラウマが登場したあたりで、エロコメのムードが一転。そんなシリアスな展開にしなくてもと、ちょっと食傷気味に。単に愉快な妖精さんのうすぼんやりなファンタジーでも大丈夫だったのに。
    高森と皆川の元カレたちとのマヌケな友情とかの、とことんアホらしい話だけで充分楽しかったと思います。なので、★がひとつ減。

    ベッドシーンはとてもステキでした。特に高森が強引でなかなかカッコいい攻。これに小山田センセのエロティックなイラストがコラボして、最強な仕上がり。記号程度の記憶な元カレたちもいい味が出ています。

  • アラフォーのオヤジカップル。
    だけど、期待したほどのオヤジ(中原作品独特のすけべえオヤジ的な)臭さがなかったのが残念。
    強面なのスイーツ大好きな攻めはツボ。
    受けにメロメロな男衆の戯れが楽しい。

  • 高森さんがすごくいい人……特に後半。
    高森さんのせいでまた好みが広がってしまった……オジサンいいよオジサン(笑)

  • ふしだら好きの中原さんめ。高森は今まで理性だなぁ。ありえん。
    話の展開が思ってないほうで、なんとも言えないけど、円卓会議はかわいいと思う。

  • ファンタジーっぽい要素ありかと思ったら
    まったく違って後半はシリアスな展開に!

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著者プロフィール

2001年に白泉社にてデビュー。シリーズ物を多く手掛ける。

「2016年 『極道の淫らな挑発 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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