優雅な彼と野蛮な僕 (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344819023

感想・レビュー・書評

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  • イラストは素晴らしい。
    トヲルのキャラは可愛くて大好き。

    社長のそもそもの思惑に無理があるのではないかと。普通に賭けの方がまだありえる。

  • 幸せになってほしいなあ。
    カキかわいい。それにつけても気になるのは社長と沙英。

  • 強がりな受、かわいかったです^^
    この性格のこの子が一体どうやってナンバー1の座についていたのだろう、という母親的な心配はさておき(笑)

    イラスト買いでしたが、最後まで楽しく読めました。

  •  出張ホストを天職と自負するトヲルの今日の客に会うために、出向いたホテルにいたのは、何と男だった。
    「男とは寝ない」と自負するトヲルは、すぐに社長に電話をしてありったけの文句を口にするが、その客が自分に支払うという200万という大金に目がくらみ、結局はOKしてしまう。
     引き返した先にいたのは、神原と名乗る美形の客。
     別に「寝なくて構わない」と言われたのにも関わらず、自分でも意外なほど簡単に身体を開いてしまう。
     ところが、その後、トヲルは「仕事」がまったくできなくなってしまう。
     どう考えても、原因は神原としか思えず、トヲルは二度と会わないと思っていた神原のところに再び出向くことになる。
     紆余曲折の末、「責任を取れ!」とキレてしまったトヲルは、神原の家に、犬の世話係として身を寄せることになる。
     神原は、トヲルがホストに復活できるように親身に相談に乗ってくれるが、「もう一度神原としたい」というトヲルの言い分にだけは決してうんとは言ってくれなくて……

     という話でした。
     結局のところは、トヲルは神原に惹かれていて、それがゆえに、他の人とできなくなってしまっていたんですが。
     神原は神原で、元の仕事に戻りたい、と言っているトヲルの想いを尊重するために、トヲルのことは抱けないと言っていて……

     最後はトヲルは、神原の下を逃げ出してしまう、という感じでした。

     トヲルは幼い頃から、誰も頼る人がいないような状況で大きくなってきていたから、誰かを一生懸命に愛する、とかそういうことが理解できなくて。
     簡単に愛を売り買いする自分の仕事が楽しく思えていて、No.1にもなれていて、天職だと思っていたけれど。
     神原の登場で、それがすべて崩れ去ってしまう、という感じでした。

     でも神原も神原で、なかなか自分の本心を口にしないから、というか、自分の気持ちに確信が持てないから、結局はトヲルが振り回されて……という感じなのかな?
     個人的には、神原みたいな男の人はあんまり好きじゃないかもしれません。

     とりあえず、恋を知らない出張ホストが、恋を知って変わっていくお話でした。
     そういうのが好きな方はぜひどうぞ!
     個人的には、神原がもう少し強引な方が好みでしたが……。

  • 日高ショーコさんの神イラストにつられてつい購入してしまった・・・。でも、色んな意味でツッコミどころ満載なお話だったな。そもそもノンケXノンケで初対面エッチっていうところは、所詮ファンタジーですからと目をつぶったとしても、色々解せないなぁ・・・。キャラ設定に問題がある気がする。CMディレクターの彼が優雅で紳士的っていうのが、全然イメージできない。もっと違う職業でよかったんじゃなのかな。御曹司とか・・・(笑)。一番は主人公の僕が、枕営業込みのデートクラブの売れっ子No.1なのに、なぜにあんなにウブウブ?ちゃんと最後まで読めたけど、??が多かった。

  • [広告会社社長×出張ホストナンバーワン]
    年の差16歳の年上攻め

    日高ショーコさんイラストの綺麗な表紙に惹かれて購入。
    面白かったです。
    攻めの敬語にちょっと違和感を感じつつ、
    受けのツンデレなのに健気なところが凄くよかったです。
    しかし、両方ともノンケでそれぞれ男は初めてってのは・・・
    そこは深くは考えないで読みました。

    限りなく★4つに近いです。

    ☆あらすじ☆
    出張ホストを天職と自負するトヲルが、社長の指示で出向いた先にいたのは男の客。神原と名乗るその客に自分でも意外なほど素直に身体を開いたトヲルだが、それ以来「仕事」が出来なくなってしまう。やむなく休職し、神原のもとに犬の世話係として身を寄せるが、ホストに復活出来るよう親身に協力してくれる神原にトヲルは本気で惹かれはじめ

  • 想いあってるのに、中々進展しない二人の関係がすごくじれったかった!!最後、漸く遠回りしてラブラブになれてホッとしました(笑)二人+一匹でお幸せにvあと、日高ショーコさんのイラストがすんごく素敵でした☆敬語攻めも好きだー(笑)

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著者プロフィール

1994年『透き通った空の破片』でデビュー。BL作家。代表作『守護者がめざめる逢魔が時』(キャラ文庫)では、難しいとされるBL×ホラーに挑戦し、新たなジャンルを開拓した。

「2017年 『ちび神さまの初恋むすび 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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