花嫁いりませんか? (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344821033

感想・レビュー・書評

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  • 前の作品で、王太がどんな出方してたか覚えてないんだなー。総一さんの印象がかなり違う。

  • 「お嫁さんになりたい」「旦那さまなんていらない」と続いているシリーズ物。これだけでも充分面白いですが、聡一の意外な面も気付くことができたので、前作読んでからのほうが納得です。

    その聡一の屋敷で働いていた、あのちょっとヤンキー気質だけどなかなかカッコよかった高橋のお話です。
    今回も受はお家騒動に巻き込まれている展開。ありえないほど感じの悪い父親やら叔父からの圧力に抵抗しながら起業して成功しているイベント会社の社長です。
    トラブルに巻き込まれ迷惑を被っていた流生は、聡一から運転手兼ボディーガードとして王太を強引に押し付けられてしまいます。
    ボディーガードだけならまだわかるんですが、さらに掃除洗濯料理となんでもできるから「嫁」として身の回りの世話に好きに使え、と言われて大困惑してしまいます。
    学生の頃から聡一には逆らえない流生なので、「嫁」を返品することもできないんです。それでも、聡一が流生を心配していたり、流生が気遣いを嬉しく思っていたり、ということが何となく伝わってきて微笑ましく感じます。

    この話、嫁の方が攻だったりするんですよね。
    受の流生は恋愛にすごく疎いので、いくら王太が好意を寄せていても、仕事だから優しくしてくれているんだ…なんて思い込んでいて年の割りにド天然です。
    そんな流生が叔父の計略にかかった後、助けてくれた王太にだんだん甘えていくのに( ̄ー ̄)ニヤリとなりました。
    ストーリー自体は、まんがちっくでありえない展開なんだけど、意外に心理描写は引き込まれるものがあるんですよね。
    イラストが相変わらず美麗です。

    やっと「一夜妻になれたら」のキャラにたどりつきましたwwなるほど、そういう関係だったのね…

    思っていた以上に楽しく読めました。

  • 連作シリーズの一冊、だけれどもこれだけ読んでも大丈夫、だった。

  • 二人とも大人で、シリーズの中ではモラル的に抵抗が無い。
    現実的じゃ無い環境も、シリーズの背景設定だと思えば楽しめる。
    できれば、攻めが「できる男になれそう」表現がもっと説得力ある形だったらよかった。イマイチ伝わってこない。

  • 恋愛要素的にはちょっと物足りないけど、ストーリーはとても楽しめました♪シリーズの中で一番カップルもストーリーも満足した感じです。前作の聡一が出てくる辺りが良かったですね。彼の本当の姿も理解出来て前作の補足的な感じもしますが、とても面白かったです。

  • 年下攻で思いっきり誘い受け。かつ攻が妻で受が夫。
    一家の大黒柱ももちろん夫である受。でも攻はへタレじゃないです。
    といったようになんだかちょっと不思議な二人です。二人とも決して一人では強くないです。どちらも周囲に支えられながら今に至ってる感じです。

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