- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344821378
感想・レビュー・書評
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亀だ。亀なのよね。wwなかなか胸キュンで萌えました。2度読みました。いいですねー。前半の彼の抱える懊悩がチラチラ見えて、でも、主人公と一緒に「なんでだよー」と怒ってみたり。感情移入バンバンできます。好きです。
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★4.5。幼なじみ!ライバル!再会!ケンカップル!の醍醐味が詰まった美味しい作品でした。
お互い負けず嫌いで意地っ張りな幼なじみが、思春期になり微妙に関係が変化してしまう様子がたまらないですね。
受視点ながらも、攻が明らかに無自覚な受を意識している様子が丸わかりなので、ニヤニヤが止まりませんでした。
実は意識どころかとんでもなくエロい事まで考えていたムッツリ攻にも萌え。
ベッドシーンでは攻の方が余裕で、意地っ張りな受が可愛らしい。
ただ、結婚は攻の意思で取やめて欲しかったなあ。そこがヘタレ。
安曇先生個人サイトにて番外編SS読了。 お漏らし!お漏らし! 杉原理生先生『恋の記憶』でも小学生時代のお漏らしエピソードあるけど、攻が受のお漏らしに欲情するシチュになぜか萌える。 本編で微妙にヘタレだった攻が、いい感じに受に首ったけで変態になってて良かった。 -
三神峯皓(26歳・弁護士)×桜井郁弥(26歳・グラフィックデザイナー)。幼馴染みの再会ものでした。
二人が隣同士で幼少から一緒に過ごしていたこともあって、遠慮なしの仲なんです。何事も包み隠さず言いたい放題で、それゆえにぶつかり合う事もしばしば。相手に負けまいと競争心剥き出しなのも、同級生のいかにもなライバル関係で、とても等身大で共感できる二人でした。
しかし、中学3年の夏、気安さからのケンカが嵩じて口もきかずにいた二人に、皓の親の転勤という形で、突然の別れがやってくるのです。
これには涙でした。すごく仲の良かった親友がいなくなる寂しさは、子供時代の悲しい出来事として心当たりのあるものです。ケンカしてたなら尚更。中坊らしい郁弥の負けん気が、素直じゃなくて切なくなります。
そして、成長した二人は十数年後に思わぬ形で再会します。二人をとりまく状況が年月を経て変化しているところが、他の再会ものよりビターでした。それなのに、二人の頑固で意地っ張りなところはちっとも変わっていなくて、相変わらずのケンカ腰。
それでいいのですが、読んでる方としてはちっとも進展が見えないし、かなり焦れ焦れさせられました…それがケンカップルなんでしょうけどね。
郁弥の「皓が好き」っていう気持ちが無自覚であるにしても、その態度からもっとダダ漏れていてもよかったんじゃないかと思いました。読者サービスとして。
一方の皓もアクション不足でじれったかった…彼女にはもっと早くにはっきりした態度をとった方が好感度が上がったと思いますが、冒頭の映画シーンの伏線回収のせいで、あそこまでずるずるしちゃったんでしょうか。頑固キャラの方向性がネガティブに働いていた気がします。強気な頑固が欲しかったです。
センセのサイト掲載のSSは、郁弥が素直でかわいくて、皓が少し変態ちっくにエロいこと考えていて、ラブラブ感があふれていました。あんな感じのラブを収録してくれていたら、もっと満足度が上がったはず。
心の琴線にふれるような話がとても上手い作家さんなので、これからも深く心情を掘り下げた作品を送り出して欲しいです。 -
負けん気が強くて、意地っ張り同士の10年越しの恋の話。なかなか素直になれなくて、すれ違いになってしまうところが切なくて良い。
結果オーライなんだけど、二人ともゲイだったというのはなんとも・・・。 -
幼馴染もの。
主人公の二人は意地っ張りで負けず嫌いなのに
ほんわかと温かいお話だった気がするのは
この作家さんの文章が優しいからだと思う。
後半の二人の心情では「あれ?」と思うところもあったけれど
全体的にはよかったかな。
この作家さんの本は初めて読んだのだけれど
他の作品にも手を伸ばしてみたいと思う。 -
最後が物凄く甘くてきゅんきゅんした!\(//∇//)\
両方とも可愛い。思いが通じあってからのコウのふみやへの一途な態度と言動とか、カミナリと蛙がダメなカッコいいのに何処かヘタレな部分とか。