薔薇と接吻 (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344822016

感想・レビュー・書評

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  • 美青年のオンパレードにヴァンパイアに狼男に逆ハに、とにかく萌えるファンタジー要素をこれでもかと詰め込んだ作品。なのに下品にならないのは、杉原理生がもともとしっとり切ないじれじれものの得意な人だからかなあとおもった。ファンタジーそんなに好きではないはずなのに、最高に萌えました。杉原理生にハズレなしだなとおもった。続編も読みます。

  • BL版トワイライトwww好きです、こういうテイスト♡
    杉原さんははじめましてだったのですが他の作品も気になる!
    作家買いリスト入り決定(*´Д`*)

  • やだ、櫂ったら美しい顔して案外ケダモノ、だってヴァンパイアだものw。 
    律と櫂のあれやこれはこの本の先が更に面白そうなのになぁ、続編強く希望!! 

    しかし主人公よりも狩人がカッコよかったなぁ・・・個人的には食えない感じのキャラが好きなのでwwww

  • 不思議世界になかなか入り込みにくい感じだった。主人公の気持ちがブレすぎ?設定の都合上仕方ないのもあるけど、全体的にみんな裏があるぜ…!って感じで統一感がなくて、なかなか読みにくかった。ころころ態度が変わるというか思わせぶりな描写が多い割りに普通の展開というか…。続刊があるようなので、一応読む予定。
    ファンタジーだし、設定は素敵なんだけどなー。

  • 話が分かりづらくて散漫だった。

  • 「「きみは俺をいつか忘れる」
    そう言って、子供の頃から一緒に暮らしていた櫂が律也の前から姿を消した。
    しかしその時櫂は、二十歳になるまで自分のことを覚えていたら迎えに来る―という約束も残していった。
    そして五年後。
    約束の日を待つ十九歳の律也の前に現れたのは、律也のことを忘れてしまい『夜の種族』に変化した櫂だった…。」

  • 吸血鬼の話。
    杉原さんには珍しいファンタジー。

    箱庭のような雰囲気に酔えたら勝ちでしょうか。
    ページ数もかなり分厚いですが、個人的には上下巻くらいに分けて、もっと背景を書き込んだ方が話に入りやすかった。
    趣味をたくさん詰め込んだような話で、好きな人にはたまらないと思います。

    シリーズ1作目。

  • 個人的に、BLで人外が登場するようなファンタジー系は、敬遠しています。わたしの位置づけではBL自体がすでにファンタジーなので、ファンタジーXファンタジーで異様にドリーミーな展開になってしまうのでは・・・と思えてしまうので。ただ、杉原さんは大好きだし、「世界が終わるまできみと」の怜人のような王子様攻が大好物なので、読んでみました。うん、まあ、嫌いじゃなかったよ。この作家さんは、普通のストーリーを書いても結構ファンタジックな文体ですが、今回は設定そのものがかなりファンタジックなのでよくマッチしていました。攻である『夜の種族』ヴァンパイアの櫂は、ストライクど真ん中。ヴァンパイアって、存在そのものが淫靡な感じでBLにはもってこいだと思います。
    本作はかなり分厚くて、恋愛以外のエピソードも多い。ヴァンパイアの他にもオオカミ族とかそれを狩る『狩人』とか、受の子自身も『浄化者』といって不思議な能力を持っていて、そんな人ばかり登場します。そして誰もかれも浮世ばなれした美しさ。当然のことながら、現実味は全くありません。おとぎ話のような美しさを堪能するにはよいかと思います。
    個人的に言えば、世界観の中途半端なファンタジーは興ざめする。だから、設定をあまり壮大にしてしまうと途端に陳腐になると考えています。
    『夜の種族』そのものはいいアクセントとして、人間と人外は結ばれない・・・みたいなロミジュリ的要素を提供してロマンチック度を盛り上げてくれるから好きだけど、氏族同士の争いとか一族が代替わりするための決闘みたいな大掛かりな設定はむしろいらない気がする。それよりもっと、もっと心理的なものを掘り下げて欲しかったな。生きる屍、永遠の中で生きる孤独、限られた時間を生きる儚い存在への愛情と葛藤みたいな部分に。贅沢いってすみません。

  • 杉原理生作品ではかなり異色ではないでしょうか。
    これでもかというほど直球ファンタジーBL。作者もノリノリで楽しんで描いたんじゃないかなって思った。わたしもノリノリで楽しんで読みました。美形のオンパレードにうっとり!

  • エロ多いわけでもないのにエロ楽しかったww薔薇も吸血鬼もエロ一直線に向かうためのファンタジー要素でwww受けモテモテw軽く読めていい感じに眠りを誘われて満足〜w

    これまで何冊か読んだ杉原さんとはイメージ違った。絵があって良かった。

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