天使のささやき (リンクスロマンス)

  • 幻冬舎コミックス
3.86
  • (22)
  • (31)
  • (32)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 219
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344822153

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  とにかく名田くんがまっすぐで可愛くて、峯神さんが大人でカッコよくて、この2人好き!って思いながら読みました。それに、2人の距離が少しずつ近づいていく感じが、じれったいような、くすぐったいような雰囲気で、キュンキュンしながら読みました。平河寮の人たちも、みんな明るくて、こういう仲間がいたらいいな、心強いだろうなと憧れました。
     ☆-2は、2人の心理描写をもう少し丁寧に書いてほしかったなあと思ったのがまずー1。峯神さん視点が挟まることで、2人の気持ちがお互いに近付いているのがわかるのはよかったんですが、書き分けがわかりにくい箇所がいくつかあって、今どっちの気持ちを読んでるんだ?と思うことがありました。キャラがいいのに本当にもったいない。次読む作品は、ここがうまくいってると嬉しい。
     あとは、終わり方が突然切れた感じみたいになっていることも気になりました。2巻目があると知っている状態で読んではいるものの、まず1冊としてうまく完結させてほしかったので、最後が切れたみたいに終わったのが残念でした。余韻大事。
     それと全体に誤字が何か所か。出版社の方々、才能のある凄い先生だってわかってると思うんですけど!もっと先生と先生の作品を大事にしてください。以上です。

  • 電子で再購入。やっぱ何回読んでも峯神さん色男過ぎるでしょ…今まで読んできたBL小説の攻めの中でもダントツで好きなキャラだわ…段々、名田くんに絆されて愛おしく思ってくる峯神さんと、ひたすら峯神さんを慕う名田くんに読んでいる私もドキドキ…。続編も電子で購入したので、続きも楽しみ。

  • 平河寮シリーズです。
    今回はSPに従事する先輩×後輩のお話し。
    攻が過去読んだどの人物よりも掴みにくい性格でした…。
    訳ありな過去を隠し、弱みを見せないように軽い男を演じているのかと思いきや、相思相愛となった受に対しても微妙にそんな言動なので、捉えどころがないというか、最初に言ったように掴みにくい攻でしたね。

    本作のみだと攻と受の関係が始まったところで終わりになってしまうので「天使のささやき2」と合わせて読むことをおすすめします^^

  • 生真面目で真っ直ぐな名田と飄々とした態度を崩さず何を考えているのか分かりづらい峯神の話。名田が一方的に憧れているだけかと思ったら、峯神も今まで周りにいなかった真っ直ぐな名田にどんどん惹かれていくのがよくわかった。SPという命懸けの仕事だからか、過去の経験で人を信じられないからか、自分の気持ちを認めようとしない峯神にはヤキモキする。そんな峯神の考えを飛び越えるほど裏表のない名田に驚かされるところが楽しかった。

  • 平河寮シリーズ。
    先に「Zwai」を読んだけど、多分こちらが先ですよね。どちらから読んでも大丈夫ですけど。

    警視庁のSPの話です。
    生真面目で人好きのする名田も好感が持てるし、
    名田の憧れの峯神もかっこいいです。
    どちらもいい男で好きでした!

    蓮川愛さんの挿絵がよく合ってました。
    ガタイが程良くていい感じ。

    事件については、さらっと読める感じで
    そこは「Zwai」と似た感じかな・・・。
    印象は薄いんですけど、BLだからこれぐらいでいいです。

    ひたすら名田可愛いな~、峯神カッコいいな~
    素直になっちゃえよ!とニヤニヤ読んでました。
    楽しかったです。

    エロは上品で読みやすい感じでした。

  • イイ男+命懸けの職務=萌え指数100%!!……というわけで、嬉々として読ませて頂きました。もう、これは当たりだ!と言わざるを得ない。何回も読み返しています。
    警視庁職員採用パンフレットに載ったこともある爽やか系イケメン・名田は、警視庁警備部警護課に配属となり、以前から憧れていた先輩の峯神と同じ寮で生活することに。この独身寮に住む面々も個性派揃いで、思わず笑ってしまいそうになるやりとりも多々あります。名田の、嫌みのない一生懸命でまっすぐな性格は好感度大。そして、峯神の男気溢れる言動と日常生活での残念っぷりもたまりません。
    兄に恋人との仲を裂かれた過去を持ち、危険な職務ゆえに愛する者を持たないようにしようとする意識から、峯神は名田を遠ざけようとしますが、その手段が……。オッサンか!!(笑)まあ、それでも自分を純粋に慕ってくる後輩はやはり可愛かったようです。名田の、危険な任務で峯神を失うかもしれないという恐れが、結果的に2人を結びつけました。
    要人警護の過酷さや政治情勢についての描写も丹念で、臨場感に満ちたストーリー運びにただただ感服します。名田視点・峯神視点の両方を楽しめる点も嬉しいですね。

  • memo: 小冊子「ワイルドにいこう」(秋のリンクスフェア2013)

  • もうちょい事件について深堀りして欲しかったかなぁ~と思った。事件とかは『甘い水』の方が面白かったかな?

    峯神さんのちょっと意地悪な感じはすごくツボだったのと、絵がとてもきれいだった。

  • かわいさんのお仕事もの。仕事はきっちりするけど私生活では軽い言動で、どこか本気に見えない攻めとそんな彼を慕う後輩受け。探り合いながらゆっくり近づいていく感じが好みでした。イラストも美麗というかキャラがカッコいい。表紙以上に挿絵が好きな特異な例。

  • BL以外にも盛りだくさんな内容。いつものふわっとしたかわい先生ではなく、時事ネタを盛り込んだわりとかたい作品。贅沢を言うならラストにもう一回欲しかったなw

全26件中 1 - 10件を表示

かわい有美子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×