星栞2011年下半期の星占い

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344822528

感想・レビュー・書評

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  • 星占いの類は、大抵一回読んだらおしまいなのですが、石井さんの占いだけは特別です。

    何度も、何度も、繰り返し読みます。
    それに耐える、深い中身、物語です。

    日々目の前のことに追われ、見えなくなって、苦しくなった時、石井さんの占いを読むと、今の苦しさの意味に気付かされ、希望が湧いてきます。

    この星栞も、読んでいて、過去の想いが心をよぎり、未来に向けて心がまっすぐにのびて、何だか涙が出てきました。
    迷いがふと浮かぶ時、勇気づけるために役立つ、私にとって、助け舟的な一冊です。

  •  石井ゆかりによる2011年下半期の星占い。
     下半期と言っても翌年以降のことも軽く触れられている。
     石井ゆかり氏によると、年の半ばまで来たところで、これまでの道程や、これから先のことを考えてみたくなる時期、と言うのがこの本を著す理由らしい。
     そして、ほぼ1年毎に各星座に巡ってくる木星の移動が、ちょうど6月頃ということもあるのだろう。
     木星は成長を表す星でもあるらしく、それはその星座や各星座にとって新たなテーマを提示するタイミングでもあるのだ。

     自分がこの本を買ったのは2012年に入ってからだった。
     12年版を買おうか迷っていたときに、こういう本は旬を過ぎると安くなるため、試しに買ってみたのだ。
     昨年の答え合わせをするつもりで読んでみたが、「確かになぁ」と思う部分も多かった。
     そもそもこの本を読む以前に、氏のブログやホームページなどを見ていたので大旨わかっていたのだけど。

     昨年は自分の属する牡牛座に木星が入った年だった。今年の6月まで続いたのだけど、その間の本当にめまぐるしいこと。
     色々大変だった。で、そう言うようなことが書いてあった。
     
     主に前半で何か例え話をして、下半期はこんな形でこうなるでしょう、と言う解説に入る流れ。で、時期的にどういうことが起こるか、と言う解説に入る。
     時期に関する詳細はホームページで無料公開されている年間占いに若干付け足した程度かなあと個人的には思う。
     その他の星座は詳しくは読んでいないけど、基本的にこの方の書く文章は普遍的で真理を突くようなところがあるから、今の自分が抱えている何らかの問題に対する示唆のような物を、他の星座の項からも得られるかもしれない。

     また、巻末に全体の星模様として、大局的な観点で星の動きと意味が記されていて、そちらも興味深い。
     これは各星座や、あるいは社会全体と絡めて書かれていて、どちらかというとこっちの方が自分はよく読んでいたりする。

     各星座、文章だけだと5Pほど。それらに山口達巳氏の色彩豊かで鮮やかな写真が添えられている。最後の星模様は18P。
     自分はあまり他の星座を見ないし、写真も美しいがじっくり見るわけではないので、分量と値段がちょっと釣り合わないかなと感じるが、まあこれは仕方がない気もする。

  • これ、予知能力高くない?著者の人…(110619記)

著者プロフィール

職業、結婚、進学……
人生の岐路で、あなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?

喫茶店店主、写真家、女子高生など、さまざまな職業の人に、何の予備情報もないまま出し抜けにインタビューをしていくことになった著者。
初対面の人たちに聞いた話を元に、私小説のように綴られるそれぞれの「選んだ理由」と、そこから見えてくるものとは?


どういう仕事に就くか、誰と一緒に生きるか、どこに生きるか、どう生きるか。誰もが、人生で幾度も選択を重ねていく。このインタビューシリーズを通して、「どれを選んだか」もさることながら、「なぜそれを選んだか」「どういう経緯でそれを選ぶことになったのか」が、人によってまったく違うことに気づかされたのだ。さらにいえば、「なぜ選んだか」という基準が、その先で「どうなっていったか」ということと、大きく韻を踏んでいる、とも思えた。――はじめにより


ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」連載時から話題沸騰の「石井ゆかりの闇鍋インタビュー」が、ついに書籍化!
厳選された7本に大幅に加筆を加えた、珠玉のエッセイが誕生。

「2016年 『選んだ理由。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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