- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344822603
作品紹介・あらすじ
事故で陸上選手生命を絶たれた菅谷僚平が、自分を裏切った男・高階に別れを告げたのは三年前。大学生になった僚平の傍らには、まるで「熊」のように大柄な後輩・左右田が眠っていた。この男と体の関係はあっても、コイビトは作らない主義-そううそぶく僚平の前に妻子と共に高階が現れ…。書き下ろし2編約150Pを同時収録した新装版。
感想・レビュー・書評
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なんだか読むのにすごい時間がかかった・・・。最終的には僚もいずみもなんであんな男が好きだったのかと。もっと早く気づけよ。という感じはしなくもないけど。それはおいといて大型ワンコ攻です。かわいいです。左右田。僚に降りかかるあれやこれやの問題を一緒になって当たり前のように考えてくれる人。って感じかなー。いつまでたっても「せんぱい」に尻に敷かれっぱなしだけど、実はがっちり僚を掴んで離さないとこまで踏み込んでるっていうね~
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新装版(旧:花丸文庫同タイトル)
・初出
『コイビト』…花丸文庫『コイビト』(1999年3月刊)
ゼニス・ブルー…書き下ろし
四年目の告白…書き下ろし -
元恋人のひとがまたまた非常に気持ち悪かったです。
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恋人は作らない主義の僚平と、僚平を慕っていつもくっ付いてくる後輩の左右田。
恋愛のトラウマになっていた昔付き合っていた義理の姉の夫、その夫婦が数年ぶりに訪ねてきた事から話が始まります。
姉夫婦の関係とか、義理の兄と主人公僚平の関係とか、色々ドロドロしていました。
最初主人公の動揺やら揺れ具合に元鞘に納まる話かと思っていました。
主人公の感情が後輩に傾いていく過程があまり分からなかった…つまり最初から好意はあったんだけど言えなかっただけだぜ、ツンデレだからな!って事ですか。 -
旧版は読んでいないので、初読み。
最初のほうこそ、高階には同情したりもしてたけど、まぁ妥当なところだろな…。前も、本編も、後もお互いに若干意地っ張りで、でも気になって、横目でちらちら見てるような二人の関係は楽しかったけど、近くにいたらきっとやきもきすることだろう…。同じようなことを、繰り返していくんだろうなぁ。
とりあえず、いずみちゃんが幸せになってくれてよかった。