アロー (幻冬舎ルチル文庫)

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著者 : 一穂ミチ
制作 : 金 ひかる 
  • 幻冬舎コミックス (2011年7月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344822849

アロー (幻冬舎ルチル文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ルチルの一穂作品は一般文芸っぽいな、というのが読んでの印象。

    長屋をリノベーションしたバーに流れ着いた何やら訳ありっぽい元同級生との二人暮らしから始まる物語。
    物事に執着せず低体温で似た者同士(麦と草で名前も似ている)と、ご近所さんの金子くんカップルとのゆるゆる日常はドラマを見ているように穏やか。心の結びつきがゆっくりふんわり描かれて行く様が丁寧でおだやか。
    小道具使いと感情を拾い上げて行く様が一穂作品らしい。
    畳み掛けるようにキャラクターのうちに秘めた想いがぱたぱたと紡がれて行くところも。
    いい話を読んだな、感。

    金子くんカップルがとても良い雰囲気。彼らがいてくれてよかったねえ。

  • なんか掴みどころのない麦と草。人生にちょっと躓いた麦と兄への想いに縛られ動けない草。そんな2人の同居ラブ。背景だとか状況だとか重めだとは思うのですが、淡々と物語が進んでいくので凄く地味に感じる。ただ飽きることなく読めるのはさすが一穂さんだなぁと。草と関わり少しずつ体温を取り戻すようになっていく麦が好きです。お互い苗字に君付けで呼び合ってるのがなんか良いですね。あと書き下ろしのねちっこいエロ麦が良かった!!

  • 一穂さんのわりと初期の作品。『どしゃぶり』で知った自分としては新鮮な気持ちで読むことができました。攻と受の口調が似ているため会話シーンでどちらがどっちなのかわかりにくいところはありましたが、設定の妙、キャラクター同士のやりとりなど、今の一穂さんに共通しているものを内包しつつ静かに恋愛が進んでいくお話です。

  • メイン2人のキャラクターと名前が似ているので時々「どっちだっけ?」ってなった。名字呼びは良い。

  • 低体温なふたり。視点がコロコロ変わるからか?みなさん書かれてるようにどちらのセリフか分からなくなって読み返しながら読了。難しかったけど、相変わらず言葉選びが素敵。BLで屈葬って・・・(;ω;) あとホオズキとガリガリくん。

  • あらすじ読んでもピンと来なかったんですけど、読み始めたらどっぷり浸かった。
    なんだろうこの味わい深い感じ(笑)やぁ、好きですわ、一穂さん。

  • 似たような名前…似たようなダメさ、そして切り替わる二人の視点で語られるストーリー…ちょっと苦戦。
    起伏のあるストーリーではないけれど、ゆる~くゆる~く続いていく二人の生活を覗かせてもらったって感じかなw

  • できるけどダメな男と、クールなようで熱い男。相変わらずややこしい人物を見事に書くなぁ。二人でどんどん幸せになってください。

  • 2012年5月

  • 淡々と日常の描写が続くんですが、この日常感がいい。
    攻受双方とも温度感低めで、本全体が低空飛行みたいな。
    ですが、受が10年も実の兄に恋してたりとか、内面が地味に沸騰レベルで熱かったりするので、端々に出てくるマグマ感情で読む方はダレません。

    初期の作品と比べると、好きになってゆく過程とか心の動きが上手になっていて、凄く読みやすい。
    というか、安心して読める。

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