愛ある遺産相続のすすめ (幻冬舎ルチル文庫)

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著者 : 小川いら
制作 : 陵 クミコ 
  • 幻冬舎コミックス (2012年2月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344824546

愛ある遺産相続のすすめ (幻冬舎ルチル文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 弁護士の大澤は、遺産相続専門の弁護士。
    母子家庭の家に生まれ、なんとか母親を楽にさせてあげたいと考えて「弁護士」という仕事を選んだけれど、司法修習が終わった直後、母親は末期のガンで帰らぬ人となってしまう。
    それ以来、心の芯がぽっきり折れた状態で何をやってもいまいち張り合いがない。
    なんとか自分の事務所を住宅街の一角に立ち上げ、食べて行くのに苦労はしなくなったけれど、日々は淡々と過ぎて行くだけだった。
    そんな時、戦後最後の大富豪と呼ばれた男の遺産相続に関する問題についての相談を彼の親族から受ける。
    それというのも、その大富豪は遺産をすべて「愛人」へ相続させるという遺言を残していたのだった。
    当然、親族はそれに納得するはずもなく、なんとか彼に遺産を相続させるのを止めようと大澤へと相談しに来たのだ。
    早速、大澤はその「愛人」へと会いに行くが、愛人こと「アズキちゃん」は、露出度の高い服を着たつかみ所のない青年・敦樹だった。
    アズキは、敵対関係にあるはずの大澤に無防備に懐いてきて、大澤はそれに戸惑う。
    おまけに、アズキは遺産には執着はないようなのだけれど、何か故人との約束があるようで――

    という話でした。
    アズキと大澤とでは生い立ちに共通点が多く、何となく惹かれ合う……という設定。
    正直、法律的なことはよくわからないけれど、ラストのオチでそんなにうまくいくのかな……というところと、私設美術館の収益がいくらくらいになるのかイマイチよくわからないんですけど、それで納得ができるのかなー……という感じ。
    まあ、一時の収入よりもこれからも続く収益をとったと思えばいいのかな……というところで納得しないといけないのかな……と。

    そんな感じで、実際の法律と比べてよくわからないところは多々あるんですが。
    物語のあらすじとしては、よくわからない青年に振り回される心に傷を持つお堅い弁護士様という感じでしょうか。
    アズキのぶっ飛びっぷりは、格好だけは相当なところがありますが、そんなに言うほど気になりませんでした。
    でもちょっと頭の弱い受けが苦手な人は苦手かもしれません。

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