- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344824959
作品紹介・あらすじ
皇帝の嫡孫・ギルレリウスを主とする最高位の聖獣・リュセランは、深い愛情を向けてくれる彼を愛し支えたいと願っている。しかし、生まれつき身体が弱いために思うように動けない自分を歯がゆく思っていた。あるとき、辺境にいた皇帝の四男であるヴァルクートが帰還し、初めて会うにもかかわらず本当の主が彼だと絆を通じて知る。信頼していた主との絆は偽りのものだと知ったリュセランは、ギルレリウスを問いただすが、激昂した彼に陵辱されてしまい…。
感想・レビュー・書評
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リュセランが繭卵の時、選んだのがヴァルクートだったとしても、ギルレリウスの仲は上手くいっていたので、それでいいじゃないかと感じた。
それがファーレンからの知らせる必要のない情報のせいで拗れた。
ファーレンは悲劇の人だと思ってたけど、このシーンから全ての元凶の皇帝と同じレベルに落ちた。
ちびリュセランが元気いっぱいで、本編の苦しさが吹っ飛んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悲しい出来事をさらに悲しいことで補おうとしている結果。さらに悲しい出来事が起こってしまいます。
でも、最後は心洗われ、かつみんなハッピー。心底よかったなと思います。
前作とのつながりが密すぎてスピンオフとは思えませんね。 -
やるせなさすぎますので、このあとにいちゃいちゃしてるところがみたい!!
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まさかリュセランの生まれ変わりが読めるなんて!!
前作ではあまり解らなかったギルの気持ちも凄く感じたし。
これからリュセがどういう風に成長していくのか凄く楽しみvv
もう溺愛ですよね(笑)
葛西さんの挿絵も最高だ!! -
スピンオフ作品。
あ~~、前作結末の記憶を消してから
読みたかった~!というのが第一印象w
いっそ、2冊合併にして
前作→今作→最終決戦という順番で読みたかったなw -
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もふもふ第2弾は前作(発表は今作の方が先)のスピンオフ。
前作と複雑に絡み合った展開のため比較しながら読むと楽しさ倍増。
前作以上に切ない展開で、ハラハラドキドキ、物語の世界に引き込まれる。
書下ろしはメロきゅん。
★4つ。 -
ケモミミ・もふもふファンタジーBL。内容はシリアスですが、六青先生のファンタジーに特徴的な他者による受の凌辱シーンはありません。すれ違いカップルの悲恋ですが、最後はちゃんと結ばれます。小説リンクスによると、2つの月の運行表から騎士のローテーションまできっちり設定を作り込んでおられるとのこと。だからこその作品なのですね。
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まさに前半は陰でしたね。誰が悪い訳でもないのに、なんかとても可哀相なお話だったな。誰もの真実を語っているのに、その真実は曲げてしまったのはあの皇帝。自分の罪ではないけれど、罪として受け止めたギルがすごく切なかった。たしかにリュセランは可哀相なんだけれど、私はそれ以上にギルが可哀相だった。 前作読んだ時はギルは酷い奴?なんて思っていたんだけれどね、今回は真実を知ってなんだか切ないね~。