いとしさの結晶 (リンクスロマンス)

  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344826649

作品紹介・あらすじ

かつて事故に遭い、記憶を失ってしまった着物デザイナーの志信は、契約先の担当である保科と恋に落ち、恋人となる。しかし記憶を失う前はミヤという男のことが好きだったのを思い出した志信は別れようとするが保科は認めず、未だに恋人同士のような関係を続けていた。今では俳優として有名になったミヤをテレビで見る度、不機嫌になる保科に呆れ、引きこもりの自分がもう会うこともないと思っていた志信。だが、ある日個展に出席することになり…。

感想・レビュー・書評

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  • ★3.0。この攻の何と健気で忍耐強いことか!足掛け7年想い続け、口説き続け、我慢し続け、記憶喪失の受に忘れられ、やっと恋人になってもフラれ…。後編の溺愛っぷりと余裕の無さにどんだけ受を愛してるのかと(笑)夜遊び仲間のリーダーな俺様が受に甲斐甲斐しく尽くしてベタベタ甘える姿が可愛い。完璧なようで完璧じゃない攻。ただ受の口の悪さには馴染めず。また肝心の夜遊び時代の馴れ初めや記憶喪失後の再会の回想が説明程度にしかなく、事実上恋人な状態から始まるので、設定の割に盛り上がりに欠け物足りなかったです。

  • 確かに受けの人がもてもてでありました。どんでん返しの部分がわりと好きかな。

  • 気の長い独占欲の強い攻と天然ででもぶれない受が主人公。
    着物のデザイナーとはちょっと変わった分野ですね。

  • 契約先担当・保科貴哉×着物デザイナー・津島志信

    きたざわ氏らしいお話で安心して読める。
    誘拐されたりはしなかったけれど。
    記憶喪失などと結構劇的なエピの割にはあっさりで、人違い勘違い部分での相手の気持ちへの確固さに重点があったかな。

    何かの成果を成すといった意味では(恋愛でも仕事でも)いつも若すぎる感はあるけれど、お花畑のお話と思えば、作者の趣味であろうし、私も萌られるので、そこは割り切って楽しむことにしている。

    なんか今回『てにをは』が「ん?」ってな所が何箇所かあって気になった。
    P207も『気色』より『喜色』のほうがしっくりくるんだけど、こ~ゆ~のも文字の使い方やニュアンスの好みだしね~。

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