その指さえも (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 145
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344830028

作品紹介・あらすじ

華やかな容姿と人あたりのよさで世を渡ってきた水江律は、友人の紹介で居酒屋のバイトに入ることに。その店「韋駄天」の店長代理は律と同じく大学生バイトの中垣遼太郎。初対面の自分に対し無愛想で厳しい中垣に反感を抱く律だったが、ぶっきらぼうな中に時折やわらかな笑顔を見せる彼に次第に惹かれて…?未収録短編を加えた待望の新装版!!

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛に慣れていそうで慣れていない律の遼太郎に対する言動がとにかく可愛い。付き合う前も後も、とにかく遼太郎のことしか考えてない感じが。遼太郎もそんな律が可愛くて、意地悪したくなるんだろうな。と思った。加減を間違えて慌てるのも、いつもの遼太郎と印象が違って楽しいし。お互いのことを心配するがあまりのケンカはこれからもありそうだけど、仲良く暮らしていきそうな2人を想像すると、幸せな気分になれた。

  • 店長の話読みたくなってきた。

  • ラブラブ

  • 初版を買って読んでるんだけれど、未収録に惹かれて購入。 割と早めにくっついた感じでしたね。 前半よりもくっついた後のお話の方がやっぱり良かったな~! 恐ろしいほどの女ストーカーでしたね。 読み進めていくにつれてどんどん律が可愛くなっていくのがいいわ♪

  • 韋駄天シリーズの宮本と直海が好きだったので、リンク作だというので購入しました。前作では無愛想なだけのイメージの中垣が意外と積極的に律のことを好きだとわかって、その意外性に驚きつつ、楽しめました。

  • 新装版。読んでるうちにあー!そうそう!こんな話だった〜!って思い出すんだから昔の作品でも覚えてるものなんだな〜と。韋駄天シリーズ好き♡

  • 韋駄天シリーズが個人的にツボだったので、今作も楽しみにしていました。もう10年前の作品ということですが、改稿もしなかったようで、確かに今の崎谷先生の作品と比べるとアッサリしすぎてるかなぁと思いました。

    後半の律の可愛さと芯の強さに惹かれましたが、最初の毒気のある性格がずいぶん簡単に変わり過ぎています(笑)そして2人の想いが簡単に通じ合いすぎている…!!
    あと途中に出てくるストーカーおばさんが怖すぎる。これ現実にいたら警察に相談モノでしょう…

    とはいえ、想いを伝えあったあとの2人のイチャイチャっぷりは可愛くて癒されますし、なにより韋駄天シリーズが好きだったので贔屓目で☆4です。

    直海と宮本も少しだけ出てきますが本当に少しだけでした。

  • プラチナ文庫新装版
    未収録短編有

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著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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