- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344830073
作品紹介・あらすじ
祖父の遺した小さな植物園を守り、静かに暮らす陽向。珍しく酔って千鳥足で辿る家路に「犬」を自称するおかしな青年が現れた。かつての恩を返したいと一点張りの彼に対し、陽向も叶えてほしい望みなどないため、ふたりして困ってしまう。ひとまず無害らしい彼・周防に行く当てがないと知った陽向は、困惑しながらも居候させることにするが…?
感想・レビュー・書評
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おとぎ話みたい。ラブ富豪もの。
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御曹司(周防)×植物園オーナー(陽向)
御曹司が結婚までの最後の自由の1か月を自由に過ごしたいと、3年前一度会っただけで会話もしたことのない陽向のもとへ「ワンコ」のふりして押しかける。
まあ、突拍子もない始まりで、ホントの魔法とかワンコじゃなくて、御曹司がローマの休日的なことをしたかったようです。
正直なところ、周防が陽向に向ける気持ちが微妙な部分が多すぎて恋情からくる行動だとしても素直に読めなかった。
変わった御曹司ってやつです。
浮世離れしてても、それが人の気持ちを省みない理由にはならないかな。
御曹司しかり、それを絶対崇拝している執事しかり。
この二人、精神的に横暴すぎw -
「おいおい」っていう設定ですがうまくいく後半の展開が嫌いじゃない。
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設定がとってもゆるい。本当の魔法でもなく犬の恩返しでもない。 だからこの行き当たりばったりの攻めの行動がなんとも受け入れがたい。 コメディならばサラリと流せるけれど、コメディでもないのでちょっと中途半端な感じでしたね。 前から好きだったから~!設定ならまだしもそれもない所が萌えも感じず、なかなか甘くならない二人にも ジレジレ。