夜の譜面に満ちるうた (バーズコミックス ルチルコレクション)

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  • 幻冬舎コミックス (2014年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344831049

夜の譜面に満ちるうた (バーズコミックス ルチルコレクション)の感想・レビュー・書評

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  • 「持てる者と持たざる者」のお話でした。
    もさったい感じのキャラの眼鏡くんが受けで、左の彼が攻めかなあ。これ、他の作家さんなら多分外れるから買わないだろうなあと思いながら購入。
    本当、神楽坂さんは半分くらい表紙で損してる気がします。余計なお世話ですが、勿体ない!
    「悪魔とキスをする前に」なんて、あの表紙とタイトルであそこまで重い話だとは誰も思いませんよ。
    この表紙の眼鏡くんは、本文ではそこまでもさったい感じじゃないです。
    ものすんごい好みの作家さんなので、今、猛烈にプッシュしております。
    表紙で迷ってる方は、騙されたと思って読んで!
    で、騙されたらごめんなさい。読む人は選ぶかもしれません。



    以後(大した事ないけれど)ネタバレですので、未読の方はお読みにならないよう。


    自分はどう考えても智哉側の人間なので、「必要」という言葉がいかに重要か分かります。
    持てる者乃依と、持たざる者智哉と黒星。
    同じピアノを弾いていた者として嫉妬と絶望を感じていた智哉と崇拝に至ってしまった黒星。
    正直、最初からこの三人の関係は明白です。
    黒星の正体も、すぐに分かりました。
    それでも読ませてくれるので、作者さんは上手いなあと思います。
    そして、ちゃんと安全な着地点に降り立ってくれたので読後感はいいです。
    智哉と乃依は過去は仲が良かったとはいえ、今は微妙な関係。
    でも冷静に考えれば、乃依が智哉を雇っていたり、智哉が「自分は必要とされていない」事に苛立ちを覚えていたりする時点で、それぞれの気持ちは丸分かりですよね。
    くるちゃんとカンナさんは、そこらへん分かっていて付き合い続けたんだろうなあ。
    物わかりが良過ぎるいい女、カンナさんにも幸せが訪れます様に。

    とても閉鎖的なお話ですが、上手くまとめっていると思います。
    ゆるキャラ的可愛さのくるちゃんと天然ガッキーが癒しでした。

  • シリアスというかサスペンス?
    そんな展開でもありましたね。
    まっ最初から怪しさ全開でしたけどね。もう少しいい思いをさせてあげたかったような気もします。
    智哉の元カノ、ヴァイオリニストのカンナさん、嫌味なく素敵な女性。
    そして胡桃ちゃん怪我もなく良かったよ。彼氏さん可愛い人だけど受けっぽい(笑)

  • 天上から音楽が降ってくる感じ。末長く幸せでいてほしい。

  • 2014/05/03
    【やや好き】従兄弟で幼なじみ:智哉×人気ピアニスト:乃依(のい)。 ストーカーされて外に出られなくなった乃依の面倒をみる智哉だが、家族やピアノへの複雑な思いから距離を置いて接している。 ある日、刑事を名乗る:黒星という男が現れることにより、智哉と乃依の関係が変化していく。 当て馬としてイイ仕事したよね黒星さんは…うん。 あと、智哉と乃依は女性陣を含め周りに愛されてるなぁ。 ファンタジー(音楽的な所)とリアルさ(家族とかストーカーとか)の配合加減が上手く、期待通り適度に重みが残る読後感で良かった。

  • 買ってきた本に入っていた、新刊案内のあらすじに惹かれて購入。もっと主人公(受け?)が依存気味な感じだと思っていたんだけどわりとあっさり目(どことなく諦め交じりの冷めてる感じ)で、なんとなく拍子抜けしてしまい、食い入ることなく、するりと読んでしまいました。stkとか出てシチュ的にはよかったんだけど、(むしろstkの話がみたかった)主役の感情移入ができなかったのでそこが個人的に残念かなあ…と。

  • 神楽坂さんの『喪服のディナーパーティー』『真水をすくう手のひらで』と合わせてミステリ風味3部作と銘打ちたい。神楽坂産のしれっと振り切った気持ちを抱えている人間は類を見ない。狂気に近い思いも、独特の静かな雰囲気に包まれて下品な毒々しさとは縁遠い。
    湖畔の一軒家から出られない天才ピアニスト、日常生活の覚束ない彼の世話を焼く従兄弟。なぜピアニストは人前に出られなくなったのか、なぜ従兄弟は彼の世話をしながらそんな自分もピアニストも憎んでいるのか。この辺りのミステリ感がやり過ぎず、かと言って片手間ではなく、最後まで惹きつけられて読んでしまう。乃依の「い」は「依存」のい、と言うのも意味深である。乃依が弾くピアノ曲を聴きながら読み返したい(クラシック詳しくない)。愛しいが故に憎まなければならない矛盾と言う絶望と、行き来が大変な湖畔の家、不安定な生を営むピアニスト…ミステリの舞台装置は十分!!

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