双龍に月下の契り (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 31
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344831551

作品紹介・あらすじ

天空に住まう王を支え、特異な力で国を守る者たち・五葉-。次期五葉候補として下界に生まれた羽流は、自分の素性を知らず、覚醒の兆しもないまま、天真爛漫に暮らしていた。そんな折、羽流のもとに国王崩御の知らせが届く。それを機に、新国王・海燕が下界に降り立つことに。羽流は秀麗かつ屈強な海燕に強い憧れを抱き、「殿下の役に立ちたい!」と切に願うようになる。しかし、ついに最後の五葉候補が覚醒してしまい-?

感想・レビュー・書評

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  • 先生のファンタジー世界観は、本当に設定も描写も細かくて、読んでいて脳内での妄想が楽しく、美しい世界が想像できて堪らない中で、ピュアピュアで誠実な恋が成就して世界がさらに美しくなるとか最高なので、異世界ファンタジー好きな方にオススメなのです!
    外界と世界をつなぐ、王と五葉が世界の安定を司り、精霊の働きがある世界。
    羽流は、王太子、海燕の役に立ちたいと願う。純粋培養度で育った羽流は、海燕曰く、鈍感なため、なかなか恋に発展しない、そんなピュアさが世界観にあっていて善きでした。
    年の差と羽流が幼い(ピュア)ために、海燕が大きな愛情と包容力で接するので、羽流が自分の不出来に焦燥したりはあるけれど、流れが穏やかで和む読了感。その後の二人とか羽流の活躍とか、同人誌などでも続きがあったら欲しい!のです。


  • 続きが同人誌としてキンドルで読めるので躊躇いなく買いました。
    中華風ファンタジー。
    精霊がいたり独自の設定の異世界。
    皇帝と伴侶の話し。
    まだまだ続きで楽しめそう。

  • 深月さんをよむのはこれで3冊目。すでにファンタジーBL作家さんとしてインプットしてます。
    ある役割を持って生まれた主人公と新国王との恋。世界観と恋愛のバランスがちょうど良かった。特に受は、今までどれだけ兄たちに愛され大切にされたかがしっかり描かれていて、可愛くて応援したくなりました。ただ後半は女の園で頑張る主人公のお話になってしまって少し残念。もっと男の子として頑張る姿が見たかったなーなんて。
    イラストは絵歩さんでこちらも綺麗・可愛いのコンボ。ちゃんとまとまった終わり方をしていましたが、続きがあるなら読んでみたい。

  • 健気に頑張ってる主人公は好ましいです。兄弟たちや王に愛される理由が理解できますね。好きな世界観でした。ラブ要素メインと言うよりファンタジックお仕事小説に近いかも。なのでBLである必要性も薄く感じられます。一応ハピエンだけど、王という立場上、世継ぎとか諸々と今後の課題が予想されるので、その辺りの葛藤やら描かれればBLとしてより形作られそうに思います。

  • これすごく好き♪ こういう世界観は大好きなんですよね!ちゃんとうまく纏まっているし、最後もすごい終わり方でしたね。 この先の二人のお話がすごく読みたい終わり方でした。続編を期待!!

  • 設定は大好きです。あえて言うならもう少し分かりやすい成長をしてもらえると嬉しかったな。

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