くちびるは恋を綴る (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344831605

作品紹介・あらすじ

普段は地味で目立たない舞台役所の千里は、次の舞台の脚本を担当する小説家の野上と出会う。不躾な物言いに印象は最悪ながら、なにかと構われ彼に惹かれていく千里。千里の演技に触発され、千里のために役を追加したという野上。それが女役であることに辛い過去を呼び覚まされつつ引き受ける千里だったが、トラウマの元凶となった男と再会して!?

感想・レビュー・書評

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  • 千里が一生懸命でいじらしくかわいかった
    野上も大人で包容力があってよかった
    周りのサポートも安定して安心して読めた

  • 小説家・野上×舞台役者・千里。杉原さん、お名前を改名して久しぶりの商業誌ですよね。一人で我慢してしまう幸薄な過去ありの受とそんな受をまるごと支え甘やかそうとする攻、杉原さんのこういうカップリングのお話好きです。野上の気持ちも分かりやすいですしねw ただ、千里が一人で抱え込みすぎかなとも思いますが、最後まで面白く読みました。江沢にはもっとザマァな展開になってもらいたかったのでそこが残念。色々と気になる脇もいたのでスピン出ないかな

  • 初読み作家さん。旧名杉原那魅さん。
    小説家×普段はパッとしないが舞台では魅力的な主人公。主人公の気持ち、ちょっとぐるぐるし過ぎですが丁寧に書かれている静かな話でした。
    周りの劇団関係者もいい雰囲気でした。他の人の話も作者の中ではできていそうです。

  • 江沢が思いの外キモかったです。

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