- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344832022
作品紹介・あらすじ
神々の住む穏やかな気候の高天原は、太陽を司る女神・大日霊尊が治めている。その弟である月を司る神・月夜見尊は、心優しい性格からある罪を犯したため、高天原を追われることとなってしまう。下界である神や人間の混在する世界・葦原中つ国へと降り立った月夜見の噂はその周辺国の荒ぶる神々の間に伝わり、月夜見は追われ逃げるが、ついに武力に長けた神・夜刀に見つかってしまう。他の蛮神から守るという名目で夜刀に連れてこられた月夜見だったが、強引に躰を開かれ半陰陽だという秘密を知られてしまう。はじめは悄然としていた月夜見だったが、しだいに荒々しい夜刀の中にある優しさに気づき惹かれはじめていき…。
感想・レビュー・書評
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表紙がメルヘーンちっくなんで、大胆にも
新幹線で剥き出し読んでました。
挿絵テロもないのでありがたい。
文善センセも描いてたツクヨミ様、月の神って
たおやかで麗しのイメージな。
そのお伴に少年形の因幡兎。
ふたなりで蛇神相手とか、もー最高。
神話って滅茶苦茶で残虐だからもえる。
エロシーン多め。
女と男、どっちで受ける?っていちいち
聞くのがいいのぅ・・。 -
ふたなり。
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こういう野蛮(失礼!)な人がどんどん受けに優しくなっていく話が好きなわたしにとって、かなり好印象なお話でした。電子書籍での購入だっので、挿絵がないのが、かなり残念でした。
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日本神話を題材にしたBL。
高天原を追放された月夜見がそこで、荒々しい男に出会って、軟禁される話。っていうと身も蓋もないけど・・・。
兄たちは乱暴だから・・・ってアンタもだいぶ乱暴そうだよ!みたいな。そんな男に囲われるやんごとなき神様なのです。お付きの白ウサギちゃんが、おまけ小説でかなりブラックなところを晒しているのは面白かったけども。 -
面白いけど上手くいきすぎてちょっとあっさり風味。
黒ウサギが良かったですよ! -
古事記とかちゃんと読んでたらもっと楽しく読めたのだろうなあ、と思います。因幡彦が面白すぎます。