微睡の月の皇子 (リンクスロマンス)

  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 93
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344832022

作品紹介・あらすじ

神々の住む穏やかな気候の高天原は、太陽を司る女神・大日霊尊が治めている。その弟である月を司る神・月夜見尊は、心優しい性格からある罪を犯したため、高天原を追われることとなってしまう。下界である神や人間の混在する世界・葦原中つ国へと降り立った月夜見の噂はその周辺国の荒ぶる神々の間に伝わり、月夜見は追われ逃げるが、ついに武力に長けた神・夜刀に見つかってしまう。他の蛮神から守るという名目で夜刀に連れてこられた月夜見だったが、強引に躰を開かれ半陰陽だという秘密を知られてしまう。はじめは悄然としていた月夜見だったが、しだいに荒々しい夜刀の中にある優しさに気づき惹かれはじめていき…。

感想・レビュー・書評

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  • 日本神話を題材にしたファンタジー。
    神々のお話なので描写も美しくてうっとり。

    そして結構エロも多めです。
    ふたなりには少しびっくり。
    未成熟な女性器を使うのも痛そうだけど
    そもそも性器じゃない後ろを使うのも痛そうだな~
    どっちがマシかなぁと悩んでる間に
    どちらも開発されておりました。

    せっかくふたなりなのだから
    子供が産めたりしないんだろうかと思ったけど、
    未成熟だからそういうことはないみたい?

    などなど主にふたなりに関して考え込んでしまいましたが
    日本神話モチーフはとっても良かったので
    そういうお話をもっと読んでみたいです。

  • 表紙がメルヘーンちっくなんで、大胆にも
    新幹線で剥き出し読んでました。
    挿絵テロもないのでありがたい。
    文善センセも描いてたツクヨミ様、月の神って
    たおやかで麗しのイメージな。
    そのお伴に少年形の因幡兎。
    ふたなりで蛇神相手とか、もー最高。
    神話って滅茶苦茶で残虐だからもえる。
    エロシーン多め。
    女と男、どっちで受ける?っていちいち
    聞くのがいいのぅ・・。

  • ふたなり。

  • こういう野蛮(失礼!)な人がどんどん受けに優しくなっていく話が好きなわたしにとって、かなり好印象なお話でした。電子書籍での購入だっので、挿絵がないのが、かなり残念でした。

  • 日本神話を題材にしたBL。
    高天原を追放された月夜見がそこで、荒々しい男に出会って、軟禁される話。っていうと身も蓋もないけど・・・。
    兄たちは乱暴だから・・・ってアンタもだいぶ乱暴そうだよ!みたいな。そんな男に囲われるやんごとなき神様なのです。お付きの白ウサギちゃんが、おまけ小説でかなりブラックなところを晒しているのは面白かったけども。

  • 国つ神・夜刀✕月を司る神・月夜見、日本神話風のファンタジー。兄2人の事を蔑んでいた夜刀だけどやってる事はあまり変わらいような… 兄たちが最悪だからまだマシってくらいで。でも月夜見への想いからだんだんと態度が優しくなっていくのは良かったかな。月夜見がふたなりな事に何か意味があるのかとも思ったけど特になかったみたいで、その辺も中途半端だった気がします。あとイラストが合っていないように感じた。最後のSS『因幡の黒兎』は面白かったです。

  • 日本神話を軸にした話。詳しかったらもう少し入り込めたかも?ストーリーは可もなく不可もなく…。
    ウーン、攻めは受けの見た目に惚れたとしか思えなかったし、受けも流されるうちに刷り込みで攻めが好きになったようにしか…。受けは両性具有という設定だけど、そこまでエロくなかったかも。
    あと、挿絵のほのぼの系タッチがストーリーと合ってない気がする…。

  • 面白いけど上手くいきすぎてちょっとあっさり風味。
    黒ウサギが良かったですよ!

  • 葦原中つ国の蛇神・夜刀×高天原の月を司る神・月夜見。
    日本神話を題材にしたファンタジーもの。日本神話の雰囲気がありつつもロマンティックで繊細なお話でよかったです。
    夜刀が、最初は強引に月夜見を自分のものにしたのに、月夜見の気を惹こうとせっせとかまってきたり贈り物をしたりするのがなんだか憎めない。月夜見もそんな夜刀に次第に絆されていくけど、その気持ちもわかる気がしました。
    月夜見が少しずつ夜刀に心を寄せて側にいることを選んだ矢先に起こる出来事での、月夜見の嘆きが切なくて胸が締め付けられました。
    最初はとても横暴でやんちゃだった夜刀が、終盤では月夜見の意に染まないことをすると素直に謝るのがなんともツボでした。
    最後の因幡彦のお話はなかなかに腹黒くて楽しかった(笑)
    唯一残念なのはイラストがお話の雰囲気と合ってなかったこと。表紙の色合いはとても素敵だったんですけど。

  • 古事記とかちゃんと読んでたらもっと楽しく読めたのだろうなあ、と思います。因幡彦が面白すぎます。

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