月と茉莉花 (幻冬舎ルチル文庫L)

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著者 : 佐倉朱里
制作 : 雪舟 薫 
  • 幻冬舎コミックス (2014年9月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344832350

月と茉莉花 (幻冬舎ルチル文庫L)の感想・レビュー・書評

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  • 読み応えあり、しかも面白かったです。
    全三巻の物語ですが、私は書店でたまたま二巻を買って読んで面白くて、初巻と完結巻は通販で購入。
    今回は初巻を読みました。二人の出逢いから結ばれるまでを描いています。

    相変わらずの端正な文章で、作品から漂ってくる気品のようなものがあり、とても好きです。
    ただ、一つ気になるのは、皇太子太牙の俺様ぶりでしょうか。第二巻を読んだときはそこまで気にならなかったけれど、どうも今回は私的には鼻につく―という言い方は失礼かもですが、実はそれくらい気になったんです。
    亡国の公子である月心を皇太子がこよなく大切に思い、また愛しているのもよく伝わってくるのですが、どうもこの皇太子は「愛しているから、何をしても許される」的というか、激情に走り過ぎてしまうところがあり、その度に涙を流すことになる月心を見ているのが読者としては辛くなる部分がありました。
    そんなことを感じたのは私だけでしょうか―。

    月心が女性であったれば、何の問題もなく皇太子の妃となれるはずですが、男性ということで二人の関係はどうしても正式なものになることはできないのが残念です。完結編では、どうなるのか。二人の関係はどこに行き着くのか、不安なような楽しみなような複雑な気持ちです。

  • 舞台設定もキャラクターも丁寧に書かれていて、とても素直に話の世界観に酔うことができました。ただ重厚な歴史的背景はあるのに攻と受の恋物語にだけ焦点を絞っているのは、BLだから仕方ないのかもしれないけど勿体ないとも思ってしまった。もっと色々事件とかあってもいいような。
    恋愛ものとしては色気のあるお話でした。続編にも期待。

  • 言葉遣いが風流で美しい。攻め倒した一国で幽閉されていた盲目の王子に惚れてしまった公子大牙。親に名前も授けられなかった彼を月心と名付け、惹かれていくのが止まらないのに月心の心を掴もうと気を遣うくせに腰も使う。でも月心が幸せならいいか★雪舟さん絵は中華も◎

  • 一気読みしました。黙々と読んで、攻め太子の月心かわいさのあまりの職権濫用ぶりにくらくらしました。この太子、月心を好きすぎる。最初はなんだこの人傲慢だなあと想っていたのに、読み終えるころには「ちょっとかわいいじゃねーの……」と月心に会えなくてつらすぎて枯れそう、と嘆く姿にきゅんとしたりしました。
    なんだか愛しいおひとだ……その情熱のままに健気な月心を大事にしてほしいです。

  • ノベルス版で読んで良かったので。また、文庫版では書き下ろしもあると聞いて。雰囲気と言い、全体を通して筋が通っているところと言い、やっぱり好きだわ、この話。書き下ろしの『明月之詩』は本当に短い話だけれど穏やかな話なので微笑ましいです。

  • *ノベルズからの転載*

    中華風ファンタジーBL。
    とても雰囲気のある世界観で心理描写や情景描写がしっとりと美しい。
    また言葉遣いが丁寧なのもよいです。
    世界観、ストーリー、登場人物、どれも好みです。
    ちょっと大牙が横暴なのが気になりますけど、すごく悩み苦しんでいる様子が伝わってくるので受け入れられます。

  • ノベルズ全3巻持ってるけど
    文庫本に書下ろしがあるので即買い!!
    中華系歴史BLの中ではピカイチヾ(≧▽≦)ノ
    若い国・琰(えん)と歴史のある国・湘(しょう)。
    湘が同盟を破り琰に戦を仕掛けるが
    湘は勢いと武力がある琰に敗れてしまい王族はみな処刑。
    ただ王の嫡子でありながら盲目で廃嫡になり
    幽鬼として扱われてた公子は虜囚としてに琰に…。
    事実上、琰をまとめてる太子・大牙と
    国を滅ぼされ唯一生き残った王族・月心とのラブストーリー。
    生まれた環境も性格も…
    なにもかもが違う2人が
    心を通わせていく様が丁寧に描かれている。

  • 良かったです。攻と受の性格が両極端で面白かったですね。 その分攻は受にイライラして辛く当たるところもあるんだけれどね。 それにしても一冊にすっごい詰め込まれていて山場がいっぱいの割りにあまり感じさせない運びでした。 あまり感情を見せない受だけれど、切ないところもいっぱいあってとっても気に入りました。 それに攻の激しい愛情がすごく好き!思うようにいかない相手の気持ちと自分の気持ち。 それでもすこしでも受の表情の変化がみたいと必死なところが可愛くて良かったです。

  • とにかくメロメロです。

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