胡桃荘の夢見る住人 (バーズコミックス ルチルコレクション)
- 幻冬舎コミックス (2015年2月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784344833531
感想・レビュー・書評
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なんだか懐かしい雰囲気の漫画でした。この雰囲気はたびたび読み返したくなるかもしれません。この気持ちを言い表す言葉が見つかりません。
うるふさんがとってもかわいいです。カバー裏があたたかいです。みんな幸せで私も嬉しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わーすごく良かったです!ほっこり幸せになれた…。良い話でした。遠距離になっても、胸がざらつくような嫌な話はなく。最後すごく良かったです。昔交わした約束。ぐっときました。最後は幸せであたたかくてほろりと泣けました。
ひとつ入ってた短編、渓人の話も良かったです。こっちは直球で泣けました。
出てくる人たち皆幸せになれて良かった!幸せな1冊でした。 -
平喜多サン初読み。バンドマンが出てくると聞き購入。
母子家庭で育った情和(モトカズ)はギターボーカルをしていたが、母からの圧力やメンバーへの恋心から逃げるように夢を諦めていた。母の死後、引っ越した胡桃荘で自分のファンだという強面の純と出会う。トリマーだった純は、店との相性が合わず悩んでいた時期に、友達に連れて行かれたライブで情和の歌をきいて独立することを決心したのだ。
お婆ちゃんっ子だったからか純は面倒見がよく、夢に向かって毎日を楽しんで生きていた。そんな姿に背中を押され情和も再び夢に向かって進むことができるようになっていた。ふたりは次第に惹かれ合い、想いを通じ合わせるが…純には地元での、情和には東京での夢を掴むためのチャンスを手に入れる。お互いの夢を叶えるために別々の場所で生活することを決断するが…。
こんなに泣けるとは思わなかった。。純の気持ちが解り過ぎて辛かった。バンドマンって人気が出れば出るほど遠くに感じるんですよっ!オッカケするファンの気持ちもわかる〜笑
登場人物の背景もシッカリしているのに詰め込み感が無くて、人の繋がりの深さが感じられる人情モノでもある。沢山の人に支えられて、そしてお互いが信じあって、夢に向かって突っ走っていく。時間がたつにつれて、景色も二人を取り巻く時間も変わっていくけど…会いたい気持ちは変わらなくて。弱気になって会いに行ってしまった情和だけど、約束を思い出して純に会わずに帰るシーンがグっときた!ボーカルってね、唄う事しかできないんだよ。唄わなきゃ吐き出せないの。あー泣ける。。でも、それを聴いてくれる人がいて初めて歌になるの。だから情和は幸せモノだよ!
この二人を見ていると運命の出会いってあるんだなーって幸せな気分になれた^ ^
1話だけ、胡桃荘に住んでいた新谷クンのスピンが入ってます。母親の死をキッカケに父親が駄目になってしまい、居場所がなくなってしまった新谷。バイト先の社員である津蔵に構われているうにち告白され…。まだ子供の新谷クンが甘えられる場所を見つけられる暗いけど優しいお話。親の愛が無かった訳じゃない。でも愛でお腹が一杯になる訳でもない…平喜多サンってこういう白黒つかない表現めっちゃ上手い。こういう作風、大好きです!大満足な1冊だったな。他も読んでみたい! -
めっちゃきゅんきゅんした〜。どっちのカプも好き。末長くラブラブしてほしい。あと、うるふとくるみがかわいい!