溺愛紳士と恋するマカロン (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344836051

作品紹介・あらすじ

わけあって髪を鮮やかなピンク色に染めている光は、ペットシッターのアルバイトをしている。シッター先のボルゾイ犬『ブラン』との関係も良好、連絡ノートを通してまだ見ぬ飼い主とやりとりするのも楽しかった。ふとしたことで飼い主の男性・香取と対面した光は、徐々に彼に惹かれてゆく。だが光は人と距離を縮められない事情を抱えていた…。

感想・レビュー・書評

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  • 辛い過去を持ち人の視線から逃げるように生きてる光
    大きく包み込む愛情を持つ年上スパダリ香取

    光の気持ちを少しずつ柔らかく解していく香取の真摯な愛情と不器用で怖がりな光の素直な愛情がなかなか前に進まない焦れったさも良く、丁寧な愛が素晴らしいです
    ペットシッターとしてやってきた光を、人に不信感を抱き傷ついた経験のあるブランは、光の傷ついた心を感じとり寄り添うように受け入れたんでしょうねぇ。ブランが二人の背中を押したキューピッド

  • 14歳の年の差カップル。二人とも見た目とのギャップが可愛い。光とブランが遊ぶ様子が楽しそうで羨ましい。ボルゾイがこんなになついたらいいな。

  • ゲイナイトの出会いから始まって、犬を通して距離が近づいていくも、受には攻に知られたくない秘密があって…というお話。
    定番だけど、こういう話って安心感がある。受もいい子で攻もカッコよく、ついでに大型犬も可愛い。親友も思いやりのあるいい人で、薄倖受が幸せを手にする物語を楽しむには、充分すぎるほど。万人に好かれるような話だと思います。
    主人公が健気な可愛らしさを持っているので、男でなくても通用する話というのが難点といえば難点。あと個人的に、濡れ場の受のあえぎ声はそろそろどうにかして欲しいところ。
    イラストレーターさん、表紙はクラシカルな雰囲気だったけど、挿絵は綺麗に書きこまれていて想像よりずっと好印象でした。ぽかぽかする春の日差しを感じさせるようなお話でした。

  • ピンクの髪のイラストがすごい気になってた本。何でこんな奇抜なのかと思ってたけど、理由がわかると、中々にヘビーでせつなくて納得…。ずっと頑張って耐えてきた光のいじらしさに泣けた;;わりと最初の方でもう、2人とも同じ想いなのがわかってたのに進展しなくてジレジレしてたから、正巳さんが諦めずに追いかけてきてくれたとこはもう…!;;本当良かった;;;;光の親友の源ちゃんがいい子すぎてまた泣ける〜〜!ボルゾイのブランもめちゃめちゃ可愛かったし、すごく素敵なお話でした!

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