薔薇色じゃない

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
4.28
  • (28)
  • (26)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 272
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344837416

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 付き合ってた二人が別れてでも紆余曲折あって元鞘っていうほぼ月9みてえなBLだ…いやでも確かにBL小説では珍しいのかもしれない…時代だな…

  • タイミングの合わないふたりが、年月を重ねまた恋人に戻るまでのおはなし。

  • 一気読みしてしまいました。
    このお話めちゃくちゃ好きです。

  • kindle、挿絵なし

  • タイミングよく色々なことが進み、恋人になった水野と阿久津。そのままだったら幸せだったのに...。と言いたくなるほど、別れてからのタイミングが合わない。どちらかが勇気を出せば、どちらかが素直な気持ちを言葉にすれば...。と見ていてもどかしくなった。お互いを間違いなく大切に思っている2人には、一緒に幸せでいて欲しくなる。

  • 良かったですね。まぁ長い!こういう攻は好きではないけれど、葛藤ってのが伝わってくるからなのか嫌いにはなれなかった。何より大将がいい!

  • かなり好きなお話だった。現実世界にありそうな設定、お話で、人生ってホント色々あるよねぇと思いつつ自分の人生ともリンクして読み進めてしまった。無事にハッピーエンドになって良かった。病院を出てからのエピソードはワクワク感に溢れていて読み進めるのが楽しかった。そして、奈良千春先生の表紙が素敵だった。

  • 常に迷いと弱い心を抱え、後悔したり反省したりエゴが強く出てしまったりと、苦しみながらも生きて行く二人の姿と恋模様はタイトル通り薔薇色じゃない。しかし彼らが過ちに気づき悔恨の念に囚われる度二人に共感し、その人間らしさが愚かしくも愛おしく感じてくる。

  • 一気読み。出会って、付き合って、別れて、再会して、すれ違って。2人の気持ちが同じ方を向くまで、15年。この時間の長さがすごくリアルだった。相手が誰であれ、お互いを思い合って理解して、ましてや愛し合って暮らしていくって、そんな簡単じゃない。家族でも難しいのに、赤の他人が大切な人になるまでって、きっと本当にこれくらいの時間がかかるだろうなって思った。後日談が読みたくなる、素敵なお話でした。

  • 私が普段好んで読んでいるような裏社会が舞台の物語でも高校生同士の青い季節の物語ではないけれど、ひたむきに真摯に生きていく中で誰かと出会い誰かを愛してゆく、ということがいかに素晴らしいものであるかを再確認させてくれる物語。

    とは言っても、それだってやはり奇跡的なことで、ヤクザBL同様… と言っては語弊があるかもしれないけれどそうそう起こることではないということも知っているからこそ、彼らのロマンティックでドラマティックな15年を甘やかに大切に思うのです。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

凪良ゆうの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×