野獣なボスに誘惑されてます (幻冬舎ルチル文庫)

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  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344837867

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  • 通常の秘書業務から私生活に至るまで、クライアントのすべてを支える、限られた財界人だけが雇えるプレミアムな→秘書「プライベート・アシスト」を天職とする入江の新たな派遣先の樋口グループの御曹司、侑真。
    仕事はできるが奔放な侑真に初日から振り回され、あげくベッドを共にしてしまって…。

    2人のやり取り、特に侑真の入江へのちょっかい(本人は真剣に口説いている)に入江が秘書の顔(白勉)と本性(黒勉)で対応がガラリと変わる所とかが楽しかった。

    口は軽く大丈夫かと入江が侑真へ受けた印象もガラリと変わり侑真の人柄や仕事への熱意とか始めは拒絶していたけど惹かれない訳がなくて。
    入江、侑真を陥れようとした人物に取った侑真の態度、カッコよかった。

    侑真への想いを自覚して受け入れた入江だけどこれからも白黒しっかり使い分けて公私共に本当の「プライベート・アシスト」として共に恋人としてもこれから良い関係を歩んでいくんだろうな。

    とにかく全体を通しても楽しかったです。

  • 無茶苦茶、面白かったです!
    流石は、野原滋 先生です!会話のテンポ、セリフが凄く良く面白くて、声あげて笑いながらの拝読でした!
    仕事ができる漢たちの恋は、スカッとした爽やかさと、雄色香があって善きですねぇ。

    才能溢れ、常に新しさと面白さを求める樋口の理想を形にするために、アシストする入江。
    樋口はスイッチの入れ替わりで、樋口に対する態度が豹変する入江を面白がりながら好意を伝えるが、入江は冷たく対応するというお決まりが、会話で行われ面白いのです。
    仕事に情熱を傾け成功させる男前さと、自分のバックを使い、入江を守るために敵を完膚なきまでに潰そうとする所も雄々しくて善きですし、その樋口の全てを全力バックアシストする入江も格好良かったです。
    電子版、イラストが無いのが残念。

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