クリスマスプレゼントなんていらない (バーズコミックス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 159
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344838611

感想・レビュー・書評

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  • <I DON'T WANT PRESENTS FOR CHRISTMAS>
      
    COVER DESIGN /嶋弥:SILO

  • 恋愛をやっていく気概にみちたマンガたくさん読みたいね。

  • 前半の話が好きだった

  • うーん、微妙
    「買ったのは失敗だった」と思うほどではない、そこは確か
    だが、「この作品に出会えて好かった」って喜びに打ち震えなかったのも事実
    「面白い」と「つまらない」、どちらかに分けられない、ってのが正直な感想
    少なくとも、今の私には“響いてこない”作品集だった
    もしかすると、心の具合が違っている時であれば、心を揺さぶられ、ファンになれたかも知れないな・・・
    売野先生には申し訳ない事をしてしまった
    だが、収録されている6つの短編全てが、目が滑り、心に張っている網を擦り抜けていったわけじゃない
    「おれが美しいと思うもののために」、この一編だけは、なぜか、私の心に強く染みついた
    この『クリスマスプレゼントなんていらない』の感想を拙いなりに書こう、と思ったのも、この一編は良かった、と言いたかったからだ、売野先生に対し
    どこがどうイイってのは巧く言えないのだけど、どこにでもいそうな男子高校生の一夏が、儚げなようでいて骨太さも感じさせる描かれ方をしていた
    何に対して美しさを感じるか、何に一度だけの青春を懸けるか、それは人それぞれ
    カッコ悪い自分と本当の意味で向き合える時期、それが学生時代の青春。直感を疑わず、つまらない常識に邪魔されず、自分が行きたいゴールへ全力疾走が出来る
    そんな青春時代に自分の中で譲れないモノを見つけられると、生き方が大きく変わってくる気がするな
    この台詞を引用に選んだのは、売野先生の人となりが、何となく視えたからだ。もちろん、私の勘違いかも知れない。けど、漫画家の個性が最も濃く出るのは、キャラクターのコトバ。きっと、売野先生は、漫画を足掻きながら描き、自分だけの美しいモノを探しているんだろう。不安はあるけど、祥伝社から出ている、『売野機子のハートビート』も買って、読んでみようか。もしかすると、響くかもしれないし

  • タイトルの漫画がカバー、カバー下に続くという新しい手法。
    いちばん少女漫画っぽいパーフェクトケーキがすごく好き。
    どの話も心に残る…。

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著者プロフィール

売野機子(うりの・きこ)漫画家。東京都出身。
2009年「楽園 Le Paradis」(白泉社)にて、『薔薇だって書けるよ』『日曜日に自殺』の2作品で同時掲載デビュー。
『薔薇だって書けるよ―売野機子作品集』(白泉社)、『ロンリープラネット』(講談社)、『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』(新書館)、『売野機子のハート・ビート』(祥伝社)、『ルポルタージュ』(幻冬舎)ほか、著書多数。

「2019年 『ルポルタージュ‐追悼記事‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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