僕らの食卓 (バーズコミックス ルチルコレクション)

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著者 : 三田織
  • 幻冬舎コミックス (2017年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344838635

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僕らの食卓 (バーズコミックス ルチルコレクション)の感想・レビュー・書評

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  • 最高でした。超好み。ある事情で家族と疎遠な、幼い頃の出来事で人と一緒に食べるのが苦手な豊はある日公園で歳の離れた兄弟と出会う。弟の種が豊のおにぎりを食べて美味しいとなつき、兄の穣から美味しいおにぎりの作り方を教えてほしいと頼まれたことがきっかけで3人は一緒にご飯を食べるようになる。

    ずっと1人で孤独だった豊に大切なひとができて、大切にしてもらって、人とご飯を食べることのおいしさと幸せを知って...兄弟も家庭に事情があって、豊の存在に救われてお互いに幸せを感じるようになって...幸せを知ったからこその、失うことの恐怖とか、そういうことで怖がったりとかどストライクでたまらなく愛しかった。熱だしてうどんつくってもらってるときの豊の表情...目元...たまらなかったです。

    あと、なにより種がかわいい!くるくる表情変わってめっちゃ動いて、子供らしさが全面に押し出されてる可愛さ。穣も辛いとか寂しいとか言わない子で幼い弟の面倒しっかりみてて...兄弟もほっこりするし、種と豊もほっこりする。愛しいお話でした。めっちゃ泣きました。

  • 「山田と少年」もすごくハートフルな話でしたが、このお話はさらに心癒されるものがありました。
    登場する人が皆辛い気持ちを味わってきて、それでも日々を前向きに生きようとしていて、ほんとに心根がいい人ばかりなのです。読んでるとこっちまで優しく包まれているような気持に…

    誰かと一緒に食事をするのが苦手な豊が、穣と種の兄弟とめぐり逢ったことによって「自分の体の中に何か新しいもの」が入り込むような思いを感じ、徐々に変化していく過程が、日常風景のように描かれていてしみじみと心に響きました。
    種くんもかわいい。ゆかた呼びが子供あるあるで、めちゃくちゃキュンときました!
    人間同士を親密にそして幸せにする、ご飯を作って、食べてという行為の大切さを深く考えさせられました。
    気張らなくてもいいんですよね。大事な基本は、作って一緒に食べることなんだなと。簡単なようで案外大変。
    そんな幸せの基本をずっと奪われてしまっていた豊だけど、再び食べることの幸せを取り戻していきます。なんか表紙見ただけでじーんとしてしまうというか…
    穣と種くんに出会えて、ほんとよかった。
    穣たちのお父さんの言葉に涙がに止まりませんでした。どの言葉も胸に響いたけど、「失う時の痛みも引き受ける」という言葉の重みがすごくて…
    BLの括り以上の、深い愛情を彼らから教えてもらいました。

    描き下ろしも理想の展開で、幸せな気持ちになりました。エロ的なものは無いけれど、満足度と幸福度が高いストーリーでした。

  • 普通の、何の事はないご飯がとても美味しそうに見える。あのデカいおにぎりが食べたい。同じ様に、何気ない事が誰かにとって忘れがたい事になる、人は慣れる事はあるけど、鈍麻させるだけで、そのまま誰にも出会わず死んでしまうかもしれないが、お話の中でそう言う人が一人でも幸せになって行くのを読めるのが嬉しい。

  • なんしか種が可愛いわ。大きくなっても。

  • 三田さんのやわらかいタッチの絵柄に、やわらかい人間関係の描写が、とてもほっこりするお話でした!お父さんの理解が良すぎる(笑)

  • 三田さんのお話は読んじゃうの。真っ向から正面からのラブ(エロ)ではないけれど、ラブ成分が充満してるの。きっちり生活が描かれているから、どこかで本当に暮らしていそうなの。

    そう書きながら、真っ向からのラブ(エロ)も描いてほしいな。攻受がわからないなーと思ったので。

    種くんの着てた子供服、すごく可愛くて素敵だった。
    基本、服が適当に描かれていると読むのが苦痛になる派。

  • 綺麗で丁寧なお話でした。疎外感を感じて育ってきた養子の受けが、おにぎりをきっかけに攻めとその弟と交流を交わすようになる。結局受けの兄との和解はないのだけど、臆病にならず自分の幸せを求めることができたので良かった。
    そんでもぅ、ちみっ子が天使すぎる…その後の成長も入ってて萌えた…

  • あたたかく味があってほっこり癒されるお話でした。

  • かわいい!ほんわか優しいお話なんだけど、幸せがこわいとか切なさもあって……でも幸せって続くんだよ、良かったねぇ……

  • すきだー。
    いいなぁ、こういう雰囲気。
    ほっこり。
    エロなし。
    でもそれでいい。
    それがいい。
    二人がいい雰囲気になると弟の種が邪魔をする。
    子どもが出てくる漫画には定番のシーンだけど、可愛くて面白かった。

    ***以下ネタバレ***
    豊サイド。
    四歳の時、両親が亡くなり。
    八歳の時、祖父母が亡くなり。
    親戚の家に養子に。
    実の子同様の扱いをしてくれたけれど、五つ上の義理兄が受け入れてくれず強く当たる。
    特に食事の席が辛く、それ以降誰かと食事をすることにトラウマを抱えたまま大人に。
    そんなとき穣と種の年の離れた兄弟に出会い、食事をすることの楽しさを知る。
    感謝を言葉で表現する豊に対し、穣も過去の話を。

    穣サイド。
    穣は弟の種と父親の三人家族。
    病気がちだった母親を亡くし、種の面倒を見るため大学を休学することに。
    それは二年前のこと、疲れていた穣に抱っこを求める種。
    寝転がって駄々をこねる種を起こしたのは豊だった。
    一瞬の出会い。
    穣とは言葉を交わしていない。
    豊に至ってはその時の記憶すらなかった。
    でも穣にとって印象深く残り、救われた。

    そんな二人がゆっくりと引かれ合う。
    好きの一言では片付けられないくらい大切な存在に。
    いつかは亡くなってしまう恐怖心を乗り越えて。

    数年後、種が成長してる!
    幼い時は豊って言えず「ゆかた」って呼んでいたのに。
    穣のスーツ姿もかっこいい。

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