そらのだいじな旦那さま (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344839038

感想・レビュー・書評

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  • ひもじい子においしいごはんとあったかい寝床をあげる系びーえる。すき。
    ひもじいのに不幸だと思ってない子だとさらにいい。大好き!!!!

  • 新興の小国の若大将・高虎×双子の姉の身代わりに嫁がされた空良(捨)。
    前半は捨が覚悟を決めて諦念の面持ちなのがとても切なくて。高虎が捨の境遇に憤り、また優しさと愛情で温かく包んでくれるのがとても微笑ましく素敵でした。一心に高虎を慕う空良もとても無垢で可愛らしい。瀕死の怪我を負った空良にたくさんの言葉をかけながら看病するところはとても胸に沁みました。
    次郎丸と魁傑のコンビも微笑ましく楽しかったです。
    サマミヤアカザ先生のイラストも素敵でした。

  • とにかく良い!
    ピュアラブ、スパダリ、儚げでも芯は強い、溺愛とこれでもか!な一冊に御座います

    存在すら認められず名もなく生きてきた空に名と人としての生活と愛を与える高虎
    そんな二人を取り巻く高虎の側近、魁傑と弟嫡男、次郎丸

    涙と感動とエロスたっぷり

    空を慈しみ大切に思うがために手をだせない高虎の生真面目さや、高虎のために生きる空
    空が命を落としかけ、必死に看病する高虎とその後、結ばれる二人に感動です

    個人的には魁傑と次郎丸の掛け合いが楽しくて大好きなので、今後の二人をもっと読みたいです。

  • 一度読んだことあったけれどアンリミで再読。
    双子の末子の捨は出生児に母親を亡くしてしまい領主の父から嫌われていた。馬小屋で寝泊まりし食べ物と仕事のことだけを考えて生きてきた。
    ある時隣国に嫁ぐよう言われて性別を偽って嫁ぐことに…。
    何も知らない無垢なそらと優しい旦那様や従者と次郎丸がとても可愛かった!
    あと2巻読みたいな…

  • ★3.6

  • 不憫健気受け
    時代物って書いてあるけど、和風ファンタジーかな?人物や関係性重視の物語なので特に細かい設定もなくふわっとした世界観ですwメインも四人しか出てこないファンタジー小説なので狭い世界でした!

    ファンタジーや健気受けが大好物なので、もっと世継ぎ問題ややこしくしたり城の人達との交流やら、すごく人物が好きだっただけに色々読んでみたかったなぁw

  • 積本崩し。小国の領主・高虎×嫁がされた・空良。父に疎まれながらの身代わり嫁なわけですが、こちらで甘い旦那さまと幸せに暮らして行けるようになって本当に良かったです。辛い境遇にも関わらず、あんなにも無垢で健気な子に育った空良は奇跡でしょ… あの環境で育ったわりには空良の言葉遣いが綺麗すぎるかなぁとも思いましたがそこは都合よく解釈して(笑)健気受と極甘攻を時にウルッとしながら楽しみました。

  • 健気受け全開。はらはらしながら一気に読みました。

  • 月東センセの作品に続き、花嫁ものをもう一冊読みました。
    こちらも甘々で気持ちよく読めるストーリーでした。
    そらの生い立ちがたいへん不憫で胸が痛むけれど、そら自身はいつも一生懸命に生きていて強さもあるのが安堵できるところでした。読んでいて絶対に幸せになって欲しいと願わずにはいられませんでしたね。

    そんなそらを大きな包容力で愛して守る旦那様!!ものすごく心強いそらの味方になってくれてほっとしました。
    そして、次郎丸も賢くてかわいくてそらと仲良くなっていく様子にキュンキュンしました~たわむれる姿がたまりません。

    後半、そらの勇気ある行動からの展開に涙が…
    必死に介抱する高虎の愛に胸が熱くなり…
    いや、こういうストーリーって何度読んでもいいものですね。花嫁ものってわりとリスキーな題材だと思うので、作家さんの実力がモノを言いますね。
    ラブラブなシーンも甘くて良かったです。満足。

  • 不憫受のお手本のような話。よくある展開だけど、主人公やその周囲を取り巻く人々、それぞれの背景もきちんと書かれ不足がない。受の存在を認めさせるエピもちゃんとあり、最後まで上手くまとまっていた。途中じわっときて、読みやすいしおまけにイラストも綺麗だしで、万人に好かれる良い本だと思う。ただ最初の4分の1ぐらいで不幸描写は終わり、後は受の愛されターンが続くので、不憫が好きな人には全体的に平坦で物足りなく感じるかも。

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