山神さまと花婿どの (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344839960

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ★3.5。山の神(狼)×生け贄。
    「生きろ!」の台詞でもののけ○が脳裏を横切りました。まとまりが良く、新人さんとは思えないほどの仕上がり。和姦?ですが獣姦もあり。
    ただ、受けに入った"影"を浄めるために身体を繋げてから攻めがデレ始めたので二人の絆がそれほど(番になるほど)強いと感じる説得力がなかったかな…と個人的にはちょっと物足りなかった。

  • 大きな白い狼の山神さま×天涯孤独の生贄・ミノル。
    とてもよかったです。
    ミノルのひたむきな一途さとその心の叫びが切なくて苦しくて。山神さまが最初はミノルを疎ましく思い、厳しい言葉をかけながらも、その愚かしいまでの一途さや自分を蔑ろにする様子に、次第に守りたい大切にしたいと変わっていくのがゆっくりと沁み込んできました。ミノルもそんな山神さまの言葉に少しずつ意識を変えてゆく。今までの思いを解放するように、山神さまにしがみついて泣きじゃくるシーンはこちらも泣きそうになりました。
    山神さまの優しさ溢れるぶっきらぼうさがとても微笑ましくもきゅーんときました。すぐにふいっと鼻先を逸らすのも可愛らしい。
    猪のカシコイと小鳥ちゃんたちがよいお仕事をしてます。特にカシコイには山神さまもかなわないようで。ラストは笑っちゃいました。

  • なろうで読んで好きだったので、本になったのはよかったですね。出来れば後日談とか書き下ろしが欲しかったかな。

全3件中 1 - 3件を表示

向梶あうんの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×