さよならガラスの恋心 (幻冬舎ルチル文庫)

  • 幻冬舎コミックス
3.15
  • (0)
  • (6)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 48
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344841154

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 夏季の内気かつ健気で繊細な内面が丁寧に綴られています。

    かなり散々な目に遭っているにも関わらず悲しいことや喜びを感じた描写に強烈なものはなく、強い衝動を持たない青年と言った印象。
    というよりも、大きな衝撃を受けたら物語にあったようにその時点で心が壊れてしまう繊細さなのでしょう。
    しかしながら、誰にでもあるはずの“怒り”や“嫉妬“が一切書かれておらず、感情が欠けている印象を受けてしまいます。
    今一感情移入出来ない理由は彼がメンヘラ気味だとかよりも、そこにあると思いました。

    しかしその分副島の行動や垣間見せる感情は静かだけれど熱く、夏季を大事にしたい気持ちが存分に伝わってきて心地良いものでした。

    希薄な夏季に届く副島の優しさが彼を前向きにさせた。攻の包容力を楽しめる素敵な物語でした。

  • うわ~辛い!途中でもしかして?と思い始めて確信したら前半の受の心情は辛いね~。でも攻が器の大きい人で良かった。攻と恋人になったことで、狭かった世界も広がったし!本当に良かったです。

  • あまりにもネガテイブでメンヘラすぎて、辛いですね。
    健気すぎて、心が弱すぎて、でもそうすることで自分を守ってきてたのかも。

全4件中 1 - 4件を表示

伊勢原ささらの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×