- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344901216
作品紹介・あらすじ
30年間聴き続けたJAZZ中毒者だから書けた名アーティスト、名演奏徹底紹介。
感想・レビュー・書評
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ジャズをアーチストの人柄を通して教えてもらった。
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パラパラとしか読めなかったけど、面白かった。
いろんなジャズの演奏家、作曲家と曲が知れる。
また読みたい。 -
辞典として持っておきたい。
図書館に返したけど -
誰だって最初はジャズなんて良く分からないもの。ジャズに興味はある、だけど何から聴けば良いか検討もつかない、そんな人向けに本書は最適です。無類のジャズマニアとして知られる林家正蔵(林家こぶ平)が楽器別に有名プレイヤーを一人ひとり紹介していく形で構成されています。見開き1ページ毎に1人を紹介していくので、紙面上多くのことは書いていませんが、その人のイメージが湧くようなエピソードや挿絵も盛り込まれているがとても良い。パソコンを叩けば何でも出てくるこの時代、動画サイトを見ながら、本書を読んで気になったプレイヤーを掘り下げていく、そんなやり方で奥深いジャズの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
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町のイベントでシニア世代の紳士たちがサックス・トランペット等を演奏しているストリートライブなどがあればつい足を止めてしまいます。
なんとなく、ジャズは若者よりある程度年季の入った方々が演奏すると味が出る印象を抱きます。
そういった経緯もあり、ジャズに関心があったので手に取ったのが本書でした。
ただ著者が苦手な方でして読むのに時間がかかりました。坊主憎けりゃ何とやらで、文章になんとなく粗を探してしまうというか…。
「サックスのボディを鳴らしきるかのようなリッチな
トーン、明朗闊達なフレージング」とか「イマジネーション豊かなフレーズはシリアスさと遊び心の絶妙なバランスを保ち、豪放さのみならず、繊細さも兼ね備えた」とか、普段ならそんなに気にならない表現なのですが、著者が念頭にあるからか、引っかかる引っかかる。
私自身の苦手意識だけの問題だと思うので、普通に読む分にはさらっと流せるかと思います。
興味がある分野でも、その中にちょっとでも苦手意識のある要素が入ると途端に読書に集中できなくなることがよくわかりました。
構成は各楽器ごとに、有名なアーティストを載せて、略歴とどんなところがお勧めなのかをわかりやすく解説し、お勧めの音源の紹介をしてくれています。
略歴部分は読んでいくとほとんどの方に結成と解散、再始動と紆余曲折が登場し皆様波乱万丈な人生を過ごされていることが興味深かったです。
また、付録として4曲の有名曲が収録されているCDもついています。
(こちらはとてもかっこよかったです。是非機会がありましたら視聴してみてください)
私が知っていたのはジョン・コルトレーンとトニー・ウィリアムス、ビリー・ホリディぐらいでしたが、他のお勧めのアーティストのCDも聞いてみたくなりました。やっぱりジャズはかっこいいです。
図書館スタッフ(東生駒):homusa
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帝塚山大学図書館OPAC
http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1100383203 -
JAZZ超初心者の私には良い本だった。JAZZの入り口への糸口になったと思う。すごく有名な人は載っているが、ちょっと有名な人は割と乗っていない。もう少し多くの人が乗っていたらなお良かった。
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著名なジャズミュージシャンをわかりやすく解説しています。特に良いのは、最後のジャズ名演解剖。トランペット・サックス、等のかけあい、聞きどころ、などが時間軸で図でわかりやすく解説されています。これは私のような入門者には助かります。少し残念なのは、解説は7曲分あるのに、付録CDには4曲分しか入っていないこと。全部入れてほしかった。
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楽器ごとにプレイヤーと聴き所を紹介 CD付き
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2013年2月25日再読。以前読んだときはジャズのことを何一つ分かっていなかったが、ある程度聴きこんでから読むとそれぞれのジャズメンたちの個性と作品が立体的に立ち上ってきて、大変楽しく読めた。色々なジャズを聴いて、お気に入りのジャズメンを古典だけでなく、「現在」をプレイしているアーティストからも見つけていきたいものだ。
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2010年9月21日読了。ジャズ好きとして有名な、9代目林家正蔵によるジャズ入門書。サックス、トランペットなど楽器別のジャズの巨人・重要人物たちが特集されており、その人柄・エピソード・演奏の特徴・交流関係などを概観することが出来る。噺家ならではの巧みにオチをつけたジャズ話を期待するとフツーすぎて拍子抜けするが、あくまで「知識ゼロ」の人向けの書物であり、そういった意味での役割は十分果たせていると思う。中山康樹的に、楽曲の聴き所を自分の思い入れタップリに語りまくるという方向性もありだが、音楽は背景などを知っていれば知っているほど興味と思い入れが増し、世界が広がっていくもの。「ちょっぴりジャズについて語れる」程度の知識をこの本で得ることは有効でないかと思う。付録としてジャズ名曲を数曲収めたCDがついており、その構成の妙・聴き所を味わうための秒単位の解説までついており、至れり尽くせり。(まだ聴いてないが・・・) -
噺家らしい軽妙洒脱なの期待していたんだけど。ただのジャズ親父だった。
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CD付なので、ジャズの世界に少しでも興味のある人におすすめ。