- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344902404
作品紹介・あらすじ
歴史、祭り、内宮・外宮の神々と社、参拝の方法…天照大御神を祀る日本最高の聖地。
感想・レビュー・書評
-
伊勢神宮の歴史や参拝方法が書かれていてわかりやすかったです。
本宮だけが伊勢神宮だと思っていましたが意外と多いんですね。
中学の修学旅行で行ったきりでその時も大して興味はありませんでした。
でも最近、なぜか行ってみたい欲があるから知識として知っておきたいと思って読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前日本では伊勢神宮へお参りに行くという「お蔭参り」が流行ったようですね。昔それを聞いたときは何も感じなかったのですが、来年(2013)式年遷宮を迎えるとこともあり、最近では、伊勢神宮に行きたくなってきました。
小学校の修学旅行で伊勢神宮に行ったことになっていますが、恥ずかしながらほとんど覚えていません。
来年のどこかで家族揃って伊勢神宮に行く予定にしていますが、その準備をしようとおもった矢先に、このタイトル(知識ゼロからの伊勢神宮入門)を見て興味を持ちました。伊勢神宮について知識の少ない私には役に立ちました。
以下は気になったポイントです。
・伊勢神宮が特別な理由は、1)天照大御神を祀っている、2)式年遷宮をはじめとする継承された祭祀を守り続ける伝統がある(p15)
・天上界である高天原から天下ったニニギノミコトから三代あとは建国の祖・神武天皇である、以来125代続いて現在の天皇になる(p15)
・最も大切にされる三節祭(6,12月の月次祭、10月の神嘗祭)に加えて、祈年祭(2月)神御衣祭(5・10)新嘗祭(11月)を加えて五大祭という(p27)
・食事は1日に2回(午前8時、午後4時、冬は9時と3時)で、御飯3盛、塩、水に、海・山の幸で構成される(p29)
・イザナギノミコトとイザナミノミコトという男女の神は、天神(あまつかみ)の命を受けて、淡路島・四国・隠岐・九州・壱岐・対馬・佐渡島・本州(大八島国)を生んだ(p46)
・三種の神器(皇位の象徴とされる宝器)のうち、鏡と玉は、天岩屋戸の前に立てられた榊の枝にかけられたもの、剣は、ヤマタノオロチの尾から出現したもの(p53)
・抜け参りはお蔭参りは、60年に一度流行した、寛永15(1638)、慶安3(1650)、宝永2(1705)、明和8(1771)、慶応3(1867)は特に参拝者が多かった(p98)
・拝礼には、拝:腰から90度に折って3秒間と、深揖(45度で2秒)と小揖(15度で1秒)がある(p106)
・一揖したら、賽銭を納めて、二拝二拍手(祈念)一拝する(p107)
・天武天皇(大海人皇子)は中央集権的な国造りをすすめる一方で、古事記や日本書紀の編纂や、式年遷宮の制度を発案した、実行したのは41代の持統天皇(p138)
2012年5月4日作成