ITシステム開発はなぜ失敗するのか

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  • 幻冬舎 (2015年3月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344971882

ITシステム開発はなぜ失敗するのかの感想・レビュー・書評

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  • IT開発は、オタク的なITベンダーのプログラマーとITを使うだけの顧客であるユーザとの連携が不可欠ですが、結果的に、その連携がとれずに両者が失敗と考える率は、7割になる。

    筆者がシステム開発に関わった経験から、陥りやすい失敗、また、ITベンダーが行いやすくユーザー側に理解を得られにくい事例を元に、特にユーザーインターフェースの見本に寄り、業務効率(ユーザビリティ)を高めるなどの非常に当たり前であるけれど、現実の開発現場では行われていないことを指摘している。その意味では、開発の確認、目的等の基本の確認のために一読してもよいかもしれない。文章は図例も多く、読みやすい。

    内容としては、大規模開発の大きな失敗例、システム開発に陥りやすい落とし穴例、システム開発のアプローチの考え方を変えることの大切さ、ユーザーが開発に関わるプロジェクト方法例、の4章からなっている。

    ユーザー目線の「ITシステム開発の虎の巻」という本でしょうか?

  • なぜか途中から客目線の話になっている

  • 購入

  • 「ITシステム開発はなぜ失敗するのか」
    今や、多くの業務においてITが導入される中、ほとんどのシステム開発は失敗すると言われ、一説によればその数は7割ともいう。


    遂にこの時が来た。そんな思いで手に取ったのが、本書です。企業とITは切っても切れない関係性。だからいずれお目見えし、仲良くなっていこうとご挨拶をすることは必死でありましたが、遂に、という感じですね。


    ITに関しては及び腰。なぜか。それは、どうにもプログラミングを組むのがITという印象が強かったからです。ITコンサルティングはもちろん、経営・戦略コンサルティングの資質上、IT戦略とかITガバナンスとか基盤システム導入に関わる機会は当然あるのに、なぜかプログラミング=ITになっていました。


    これではちょっとなーと思っている時に、先輩から勧められたのが本書です。IT、特にIT要件定義の進め方を把握する上ではとても読みやすいです。莫大な資金を投じたシステム開発は失敗してしまうのか、その原因となる箇所を初心者に分かりやすく教えてくれます。


    特に共感したのが、開発側の意見とそれを使う側の意見の齟齬なく進める要件定義のポイントです。プロから見れば当然抑えるべきところですが、私のような新参者には、最初戸惑いました。意外と、両社の意見がまあすりあわないというか、お互いに一方通行。こういうもんなんですねITは(もう・・・)と思いました。


    IT案件の進め方の全体感を把握する上でお勧めです。

  • ■書名

    書名:ITシステム開発はなぜ失敗するのか
    著者:日下 ヤスユキ

    ■概要

    システム開発の7割が失敗。
    巨額システム開発で失敗しないために
    押えておきたいポイント

    今や、多くの業務においてITが導入される中、ほとんどのシステム
    開発は失敗すると言われ、一説によればその数は7割ともいう。
    IBMとスルガ銀行、特許庁と東芝子会社の巨額システム開発でのIT
    訴訟なども記憶に新しい。
    なぜ、莫大な資金を投じたシステム開発は失敗してしまうのか?
    本書は、日に日に大規模化するシステム開発の一番の問題点を最初
    の「要件定義」にあるとして、
    「要件定義」のどんなところに気をつければ、システム開発を成功
    させられるのか、失敗するポイントと合わせて解説するノウハウ書。
    ユーザー側として知っておくべき「要件定義」についての要点とは?
    (From amazon)

    ■感想

    ITシステム開発が失敗する理由を記載した一冊です。

    ITシステムといっても様々な種類がありますので、一概には言えま
    せんが、ほぼ全システムに該当する内容となっているのではないか
    と思います。

    私は、システム開発というよりインフラ開発、更改に携わる事が
    ほとんどなのですが、言っている事は、至極正しく当然だな~
    と思わされる内容となっています。

    基本的には、モックアップを作って開発をしていく、ウォーターフ
    ロー方式の開発を推奨しています。
    言っている事はもっともなので、その通りだと思います。
    本当にしっかり成果を出しているのであれば、凄いですが、その
    成果は客が判断するもので、この人が判断するものではないので、
    ここら辺の正当性は何とも言えないですね。

    システム開発に関わる人には、ためになる事が書いてある本だと
    思います。
    そんなの知っているよ~と思う方は、知っている事が実践できて
    いるかを今一度確認し、実践できていない場合、実践していくよう
    にすれば、もう一段回上のレベルにいけると思います。

    私も頑張ります!

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

    システム開発に関わる人であれば、共感できる部分、正論だけど
    難しいな~と感じる部分が絶対あると思います。
    当たり前の事が書いてありますが、関係者にはためになる一冊です。

    ■気になった点

    ・アメリカは、業務をパッケジーシステムに合わせます。
     日本は、業務を変えないから、システム開発にどうしてもコスト
     がかかるのです。

    ・多くの人が今ある物を変える事、責任を取る事を恐れているのです。

    ・一見小さな「どうでもいいこだわり」が積み重なると、どんどん開発
     工数が増えていき、気が付けばプロジェクトが炎上しているような
     状況になります。

    ・要件定義に手を抜くと、プロジェクトは必ず失敗します。

    ・「決まらない、決められない」は日本の悪癖で、プロジェクトを
     妨げる最大の原因になります。

    ・目的は可能な限り、定量的に具体的に描く。
       例)~~業務の効率を~~%上げる。

    ・ITゼネコンの強みは、圧倒的な人的リソースである。

    ・RFP時点での打ち合わせには、責任者以外が何人いても無意味です。
     熱意があるのと、人数が多いのは別物です。

    ・他社より圧倒的に安い会社があれば、それは疑ってみるべきです。
     (実績が欲しいがため、実力不足でありながら、赤字覚悟で案件を
     取りに来ている可能性が高いです。)

    ・キックオフ時には、物事を決める為の仕組みを決めておくと、後の
     工程がムーズになります。

    ・要件定義時には、お互いに聞きづらい事でもしっかり聞いて思い込み
     で業務をしない事が大切です。
     聞きにくい事で聞かないで何となくやっていくと、後で問題になる
     事が多々あります。

  • ITシステム開発で失敗しやすい「プロジェクトの進め方」について色々と述べている。
    そのうえで、「どういう風に進めたら失敗しない(しにくい)で進められるか」を説明。
    どちらかというと、ユーザー側視点です。ITベンダでも参考になる部分はあると思いますが。

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右脳を使えば、要件定義は必ず成功する!業務系システム開発の革新的な開発アプローチを本書で初公開。

ITシステム開発はなぜ失敗するのかはこんな本です

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