アップルを超えるイノベーションを起こす IoT時代の「ものづくり」経営戦略
- 幻冬舎 (2015年8月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344972360
作品紹介・あらすじ
IoT時代-すべてのモノがインターネットでつながり、今までのものづくりが通用しなくなる時代。数々のグローバル企業を再生・拡大させてきた経営のプロが語る、世界市場で勝ち残るための経営改革とは。
感想・レビュー・書評
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2024/02/24 IOT時代の「ものづくり」経営戦略
「ものづくり」から「IOT」への転換を提起
SONY大賀典雄なら「感動」を商品価値にした
「もの」への拘りは日本の電機産業の進歩を止め
韓国・中国との価格競争に突入、敗退を繰り返した
パラダイム転換の苦手な日本産業・企業
出来たのは任天堂とSONYくらい
ただし素材や製造装置はまだまだ日本の牙城
現代、「AI」「ナノ半導体」時代を迎え
さらには米国の世界戦略見直しがあり
世の中はChangeしようとしている
日本にとって30年振りのチャンス
そう考えると本書の役割は終わったと思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソフトウェアが大事。
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日本・ドイツ・アメリカの経営手法など経済。
ものづくりの確固たる地位を確保した日本であったが、パラダイムシフトに乗り遅れ、電気産業を含め衰退。ソニーとアップルの違いが掲載させていたが、ソニーは技術力はあるもののプラットホームを抑えれなかったことに衰退の一因があるようだ。アウトカム経済 -
IOT時代にどういう経営をすべきか、ということはあまり書かれてはなかった。ソフトウェアエンジニアの地位が比較にならないほど低いのが問題とのこと。東京理科大の理事長でもあるので、
これからの理科大は躍進するのではないか。 -
日本の大企業は未だにソフトウェアの会社になれてなくて、全然世界に太刀打ち出来ませんよという話。
IBMでは社員の成長と社外流出防止のため、研修の日を年18日間課している。良い会社だなあ。 -
中根さんの本。感慨深いなあ。
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ハード→ソフトの時代へ。
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様々な視点から、現在の日本のものづくり企業の経営戦略にとっての課題を論じている。他でも言われている課題も多いが、多角的かつ網羅的になっており、また筆者の実体験に基づいているため、参考になる。
ものづくり企業に限らず、日本の企業一般にとって参考になる内容。