- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344979567
作品紹介・あらすじ
高校3年生の秋に"偏差値29"だった著者は、一浪の末、見事に東大合格を果たす。なぜどん底の成績でも、「自分は受かる」と信じられたのか。なぜ途中で断念することなく、努力を続けられたのか。本書は、自身と周囲の東大生の経験をふまえ、子どもの能力を最大限に引き出す親の役割を説く。さらに、短期間で劇的に偏差値を上げる効率を極めた学習テクニックも公開。受験だけでなく、人生の目標達成に役立つ一冊。
感想・レビュー・書評
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背ラベル:376.8-ス
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私自身が娘の親として、読みました。
娘が「自分にはできないことがない」と思える様に言葉をかけるよう気を付けていますが、十分なのか?改めて振り返ることができました。
著者のご両親も著者の成長期において、少なからず苛立ちを感じることがお有りだったこと想像できますが、著者に感じさせなかったこと、素晴らしく感心しました。
私自身も著者のご両親のようにありたいと思い、その中で前向きな言葉掛けと柔らかな理解をしていきたいと思います。
娘にも第6章「なぜ勉強するのか」だけでも、読んでほしく促しましたが。。。どうでしょう?。。。見守って行こうと思います。
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この手の本を読む場合、低学力からの一発逆転か勉強をしない子供に対して(あるいはやっても効果が上がらず諦めてしまっている)なんとかしたいと思っている人が大半だろう。私もその一人である。
やはり受験は本人次第でかなり変わることは確かであろう。著者は、決して頭が良かったわけではないというが、これはかなり無理がある。数学には考え続ける忍耐が必要と説いているが、その忍耐をどうやって身につけたかは不明である。本には親の関わり方によって変わるとされているが、やはり違うと思ってしまう。東大というトップを目指すとなれば、やはり資質面が大きいだろう。
資格試験のような、他人と競い合わない勉強であればまた違ってくるが、入試は1点でも他人より点数が低ければ合格しない。この本は、受験の指南書ではあるが入試の指南書としては話半分で良い。