スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (幻冬舎新書)

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著者 : 香山リカ
  • 幻冬舎 (2006年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980037

スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • 2006年に精神科医の香山リカが書いた最近の日本のスピリチュアル・ブームの現況を解説した一冊。江原啓介をスピリチュアル界の代表的存在として取り上げ、精神的・霊的に飢えた日本人、特に日本人女性の「自己主義」「自己肯定」への渇望に対するヒーラーとしての位置づけを分析的に紹介している。基本的に信仰をもたない日本人は、現代のように極めて不確実、不安な時代を迎えると、「何のために生まれ、何のために生きるのか」といった根源的な問題への解をヒーラーたちの語る「前世」「霊」「波動」に求めるようになる。マーケッターである小生は、この本をマーケティングの見地から読んだが、マーケティングのテキストとしても使用に耐えうる良著であると判断した。マーケティングの仕事に携わる人は本書を読んでおくべきだろう。

  • スピリチュアルに対する批判、もっとスパッと厳しく言い切ってほしいところではあるが、香山さんもtvによくでておられる有名人だし、かなり遠慮がちなのは仕方ないのかなぁと思う。
    ともかく言いたいことを当たり障りない範囲で書きましたというところでしょうか。スピリチュアルに嵌っている人には是非読んでいただきたい。
    ブームが下火になった今なら冷静に読めるのではないでしょうか。(^_^)

  • 著者はどちらかといえばスピリチュアルに否定的だが、どんな方法であっても苦しんでいる人が楽になるのならいいと思う。

  •  大人気の精神科医が「スピリチュアル」について論じた本。中立の立場ではなくて、スピリチュアルに批判的。特に江原啓之については、遠まわしに「詐欺師」と言っているのではないかと感じるほど。
     それはともかく、著者の考える「スピリチュアルと宗教の違い」には凄く納得出来た。スピリチュアルを否定するつもりはないけど、その影響力は個人の中に留まり、世界平和なんかに貢献することはないと思う。

  • 面白かったですよぉ〜〜。スピリチュアルと宗教(もしくはカルト)の違いは前者が「我が身の幸福」を願い、後者は「人々の幸福」を願うということ。リカさん、鋭い!と思いました。しかも、スピリチュアルを容認する人は、幸福になるためには人ではなく自分に要因を求め、しかも、「あなたはそのままでいいのよ」と言われることを一番望んでいる、とまで喝破。なるほどね、と深く頷いてしまいましたよ。私自身、目に見えない世界を全否定するものではありませんが、でも、ハマるか、と言えば、そうはならないだろうな、と・・・。

  • 私は後者です
    圧倒的に後者の立場です

    だからこの本を手にとって読んだのでしょう

    オーラとか
    前世とか
    来世とか
    うんぬんかんぬん
    信じません

    目に見えるものしかなかなか信じない私は
    今この世の中のマイノリティなのかしら

    だってよくパワーストーンとか手首につけてる人よく見るもの


    この本によると
    ハマる人というのは
    「大切なのは真偽ではない。
     それが自分に望ましい心理的影響を与えるかどうかが大事なのだ」と。

    つまり
    スピリチュアルな助言は
    たとえ真偽はどうであれ自分の心が豊かになり、いい影響を受けるならば
    それでいいじゃない
    ということ。

    ま、
    それを言ってしまえばすべて終わりなんですけどね
    なんだって
    自分の心にいい影響力を与えるものならばいいじゃないと。
    だったら麻薬でもたばこでもなんでもいいじゃないかと
    そういう結論になりますよ。


    ちなみに
    筆者の香山氏はもちろん後者の意見寄り

  • 精神科医の香山リカが、出版当時世間をにぎわせていたスピリチュアル・ブームにちくりと苦言を呈した本です。

    佳川奈未らのあからさまな現世利益志向や、稲盛和夫らのビジネス界にはびこるスピリチュアル的言説を取り上げ、さらに村上和雄や飯田史彦らのアカデミズムにおけるスピリチュアルへの接近などにも触れています。

    その上で、スピリチュアル・ブームの最大の立役者である江原啓之が取り上げられます。そこでは、ブームを作り出した江原本人が、彼の声に耳を傾ける人びとの現世利益志向に行き詰まりを感じているのではないか、という見立てが示されています。

    「トンデモ」批判というアプローチではなく、ブームに加わった人びとの社会心理学的な問題に迫るというアプローチが取られているのですが、どこか第三者的な感想を記しているにすぎないのではないか、と思えてしまいます。

  • おれハマらない人、よめハマる人。
    結局そのなぜ違いが生まれてくるのかはよくわからなかったが、とりあえず「バーナム効果」という言葉を覚えた。これからいろいろ調べてみよう。

  •  
    ── 香山 リカ《スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 200611‥ 幻冬舎新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4344980034
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=89338&pg=20151127
     
    (20151129)
     

  • 私は完全ではないけれど、スピリチュアルを信じている人間です。人生、性格、出来事は、スピリチュアル的な事柄によって、決定されている気がします。
    香山さんは、信じておられないようですが、私は「科学では証明できない何か、事象がある。」と信じています。
    私はスピリチュアルに飯田史彦さんの本から興味を持ちましたが、学者が言うから、スピリチュアルではなく、学者でもスピリチュアルに傾倒する、と考える方が正しいと思います。
    香山さんは、今は信じてないけれど、スピリチュアルを感じることがあれば、多分信じると思います。

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