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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
メメント・モリ。後延ばししない。治らない治療はしない。
廃用身に通ずる考え方。現実的だし、私は支持するけれど。日本のマスコミ的にはNGみたいね。
10年以上老人医療に携わってきた医師による、「老人の死」について。最初から最後まで、「そうだよな、そうだろうな」と思いながら読んだ。ただし、誰にでもわかりやすいように、わかりやすく書きすぎているのがマイナスになっているのではないかと感じた。 9歳の時に「殺人」されかかり、それ以降は「自殺」とゆうものを考え続けてきた私でもこれは一方的過ぎるんじゃないかと思った。「死」というものについて具体的に... 続きを読む »
第1章 長生きは苦しいらしい
第2章 現代の「不老不死」考
第3章 長寿の危険に備えていますか
第4章 老後に安住の地はあるのか
第5章 敬老精神の復活は可能か
第6章 健康な老人にも必要な安楽死
第7章 死をサポートする医療へ
第8章 死に時のすすめ
人の、少なくとも俺の生き方にまで影響しそうな本。残されたリソース(金、時間)をどう使っていくか。死ぬ事、老いる事を避けるより、日々を大事に生きていこう。ジタバタするなよ!
とても良かった。
なんだか目からうろこ。
みなさんに薦めたい。
しばらくこの件について
考えたい。
2010年の夏、所在不明の高齢者が多数いるという話や、
すでに亡くなっているのに死を秘匿して年金をむさぼる家族の事件が報道された。
高齢社会がもはや当たり前な昨今、
長生きは決して良い事ばかりではないという事実を突き付けられた。
自分の寿命を測ることなんでできない。
しかしいくら外見だけ若く見せても、サプリメントに頼っても、
誰しも老いから逃れられない。
「生きる」ことと「生かされている」とことは根本が違う。
それならば、自分らしい「生」のあり方を考えてみるべきだし、
この本がそのヒントになるかもしれない。
死=暗い、絶望、ではなく、
今を生きるために自分のエンディングをどう迎えるべきか?
身体が元気な若い時期から考えておくべきだと感じた。
「生きて死ぬことは自然の摂理」 現在、日本において高齢社会を向かえ バブル崩壊からの不況続きの中 老人医療、介護ビジネスへの企業参入、業務拡大が目覚しい 社会的弱者である高齢者のために貢献したいという すばらしい志のものとに汗を流している多くの人がいる中 蓄えの多い高齢者向けのビジネスが氾濫している 老後に備えて蓄えてきた財産は、日本の全財産の1/4とも1/2とも言われ 長... 続きを読む »
自分の頭で考えた上で長生きしたいものだ。
晩年はいかに美しく逝けるかをモットーに過ごすことに決めた。
満足度7
サブタイトルに「そんなに長生きしたいですか?」
「アンチエイジ、バンザイ!」な現代に、死に際の「美」だって捨てたもんじゃないと説く。
「死」という言葉をひたすら忌み嫌うのじゃなく、安らかな死、幸せな死だってあるんじゃないかと提案。多くの老人介護に接する現役医師だからこその説得力がある。
考えたら、人間の最後の目標って、自分にも周囲にも迷惑をかけずに死ねることじゃないか。
ずいぶん前に読んだんだけど、何となく内容を思い出してしまい、つい読み返してみる。長生き(し過ぎること)をリスクとして捉え、けして後ろ向きではなく、あくまで前向きに生きていくための方法が書かれていて、なんだか納得してしまう。人生を逆算して考え、今をどう生きればいいか…。サブタイトルがなんだか妙にしっくりきます。
久坂部さんの今までの小説をすでに読んでいるなら、もうわかりきったことが書かれている。『破裂』や『廃身用』なんか特に、彼の考え方が如実に表れているんだと、改めて実感した。いくら長生きはできても、寿命は決して変わらない、という事実にはハッとさせられた。寿命を迎えてから医療にすがった長生きは、死んでいる身体を無理やり生かせているだけ。長生きすればするだけ、1つずつ何かを諦めていかなくてはならない。例えば歩行。そして飲食。そして意思の疎通。何を諦めてでもいいから生きたいかを、意識しておかなくてはならない。気づけば心臓が動いているだけ・・なんてなりかねない。一度病院に頼ったら最後。まず、自然な死を迎えることはできない。病院へ行かないという手段は、選択の1つのうちに入れておくべき。
日本の医療が「中途半端に助かる人」を増やし続けてきた結果、長生きが幸せなことではなくなってしまった。高齢者医療の現場で奮闘してきた経験から、「長寿」の暗く重い現実を率直につづっている。メディアが「生きがいづくり」や「はつらつと生きる高齢者」を盛んに取り上げているのとは対照的。メディアの報道がいかに表面的で、現実を伝えていないかがよく分かる。筆者が「破裂」を書いた理由がこれを読むと分かる。
怖さと荘厳さを兼備した鮮烈なタイトルだと思います。新書でこの内容が読めるのはありがたい。
この副題の問いについてはつねに自問していく必要がある気がします。
長生きはそんなにいいことばかりじゃないよと、悲惨な事例や老人の嘆きがこれでもかというほど紹介される。著者は、老人医療に携わる現役の医師だ。医者の口から、「医療によって無理矢理生かされることは、本人のためにならない」という言葉が聞かれようとは。 アンチエイジングや「スーパー老人」報道に批判的なことなど、著者は現代の欲望肯定主義や、若さを追い求める風潮に違和感を持っている。医師として多くの老人、... 続きを読む »
当たり前のことがセンセーショナルになる瞬間。
これを読んで、認知症である祖父の世話をしている知人が神に思えた。一瞬。
ぶっちゃけ読んでて楽しい本ではない。けど、読む価値はある。特に年配の人ほど。
長生きして、体のあちこちに障害がある人、寝たきり状態の人、痴呆患者、など色んな人達(及びその家族)がどれだけ苦労しているかを書いた本。「長生きしたい」と何も考えずに求めることがどんなことか考えさせられる。

『友達に薦められた本。
医師であり、作家としての一面も持つ著者がユーモアと自身の在宅診療の体験を交えつつ「死」について正面から考察している。
正直、あんまり買いたくなるようなタイトルでも出版社...





