あなたが年収1000万円稼げない理由。: 給料氷河期を勝ち残るキャリア・デザイン (幻冬舎新書 た 3-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980198

感想・レビュー・書評

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  • 給料を上げるために必要なことは?

    →世間の目を気にせず、自らの強みを生かしたキャリアデザインを行うべき
    自ら変化を創り出し、変化によって自らを変える

  • 結局はお金にこだわりすぎず、好きなことを見つけて一生懸命やりましょう。という事。

  • ギクッとするタイトル・・・
    これは「日経WOMAN」の5月号に紹介されていた本です
    ちょっと気になって、本屋さんに行ったらあったので買ってしまいました

    著者の田中さんも言っていますが、この本を読んだからと言って
    年収1000万円稼げるようになるものではありません
    別にそういったハウツー本でもないので、そういう期待?をして読んだらいけません

    この本を読んで、私は
    「あぁぁ、私の市場価値ってどの位だろうか?」
    と考え込んでしまいました・・・
    今の会社だから、何とかあの額のお給料を貰ってるけど、他社に行ったら同じ額は
    稼げないかも・・・
    別に転職とか起業とかを考えるのではなく、今の会社で働き続けたとしても
    自分の市場価値(他社、違う環境でも通用するか)はどの位なのか、見極める事は
    必要だなぁと思います
    そこで「あぁ、もっと頑張らないと」ってモチベーションを上げることも可能です
    ただ、やっぱりこの作業って、自分ととことん向き合うわけだから、キツイ事は確かです
    情けない自分とかは誰でもあまり見たくない・・・
    でも逆にそれが出来る人が、年収1000万円は無理でも、現状から伸びていける人なんだなと
    思います

    先週から来てる派遣さんを見て、この本を読んで
    「私の市場価値ってどのくらいだろう?今、派遣になったら時給どの位稼げるスキルが
     自分にはあるんだろう?」
    って考えてしまいました・・・

    ちなみに・・・
    年収1000万円稼ぐ人は、休日を115日として250日働きます
    そして1日8時間労働だとすると時給5,000円になるそうです・・・
    時給5,000円かぁ・・・すごいな・・・

  • タイトルは狙いすぎな気がするけど、ところどころいいことが書いてあった。「目標」を持つこと+キャリアの差別化が大切。当たり前だけど、耳が痛いところが。。。

  • 自分で決めて行動して切り開いていくこと。日本人は他人任せで、周りに流されすぎる。そんな普通の日本人である自分も、現状を見つめ直して、自分の道を作っていきたい。

  • 田中和彦さん。リクルートにいた人です。その後、映画関連の会社に行ってプロデューサーやったりとか。同姓同名のアナウンサーとは違いますよ。
    結構前に読んだので随分内容忘れましたが…だからこそ、エッセンスとして残ってるのが大切ですよ!

    えーと、夢を見る際にですね。将来の夢ですよ。ライフステージにおける期限を設けるのが大切だと説いているんです。つまり、「○歳までに××を達成する」とかそういうやつです。そういう細かい目標をマイルストーンにして、達成していくことで、大きな目標=夢を実現するんです。
    これには同意ですね。私がシナリオライターをしていた当時、直属の上司に言われたのは、「何がゲームを作ってるって、締め切りがゲームを作ってるんだよ」ってことです。締め切りがないとね、なかなか人間って物事を達成できないですよ。ついついダラダラしちゃうんですよ。将来の夢を見つつ、今日はとりあえず遊んじゃうんです。だから締め切りを設定して、そこから逆算して今日すべきことを導き出さないと、大きな目標って達成できないんですよ。
    まあ、これはいろんな自己啓発の本で書かれていることですがね…。
    いろんな本に書かれてるってことは、それだけ多くの人が「ついついダラダラしちゃう自分」に困ってるってことです(笑)

    あとは、1つの会社の中でなんでもできるジェネラリストではなく、他社へ移っても重用されるスペシャリストになれ、ということです。
    終身雇用の時代なら、その会社のことを何でも知ってて、部署を異動してもやっていける人材が重宝されたわけです。だから会社も定期的に人事異動をして、社員に色々な部署を経験させる。でも、今は1つの会社に何十年も勤めたりせず、転職するのが当たり前。今勤めてる会社も、社員のことなんて必ずしも守ってくれません。となると、他の会社に移ってもお金をもらえる専門的な技能こそが、自分を守ってくれるわけです。
    この本の中に、私の父親そっくりの例が出てくるんですが(笑)。ある会社で部長クラスに昇進し、年収は1000万円超え(パチンコ依存だったので家は貧乏)。でも早期退職制度で退職し(つまりリストラ)、退職金を元手に起業するも詐欺師に騙されてお金はボッシュート。仕方なく再就職しても年収は半分以下に。という、典型的な「会社外で通用しない能力」の持ち主だったわけです。ちなみに住宅ローンはまだたっぷり残ってます(笑)。
    まあ父親の人生をとやかく言うつもりはないですが、今の会社内でとりあえずクビにならないくらいの能力で満足していると、老いたときににっちもさっちもいかなくなるかもしれませんよ、ということです。
    とはいえ、1つの分野でナンバーワンになれる能力を身につけるのは簡単にはいきません。世の中には、変態じみた天才肌の人間がいくらもいますから。
    そこで本書は、2つ以上のスキルを身につけて、合わせ技でオンリーワンになるという道を勧めています。コンピュータがいじれて、英語も堪能とか。まあコンピュータ+英語という組み合わせは今どき出来る人はいくらもいるので、もうちょっとひねった方がいいと思いますが。

    あー…あと何か書こうと思ったけど忘れた…。
    まあ忘れるのはその程度の内容ってことなので、いいですよね?


    感想の追記。

    夢の達成のためには締め切りを設けることが大事、と書いたんですが。
    夢の締め切りは、自分に対して課すものですよね。
    つまり、自分自身と約束するわけです。
    んで、自分との約束なんて社会的なペナルティがないから、守ってられない、破ってしまう、と思う方も多いかもしれません。
    でもね、自分との約束を破ると、どうなると思いますか?
    自分を信用できなくなるんです。自分自身の信頼を失うことになるんですよ。
    自分を信じられなくなるって、社会的制裁を受けるよりも、よっぽと重要な問題だと思います。
    何かにチャレンジするとき、「自分にはできない」「どうせダメだ」と思うようになります。つらくて踏ん張らなくてはいけないとき、足に力が入らなくなります。怖いですよ。自分が動きたいと思うように動いてくれない自分。
    なので、自分自身と約束したなら、たとえそれが「明日早起きする」とか簡単なことでも、ちゃんと約束は守りましょうね。

  • 年収“急降下”時代が到来した。「1000万円稼げなくても800万円で満足」と、もしあなたが思ったら危険信号。300万円以下へ転落の可能性はアップする。本書では、あなたを1000万円から遠ざけている8つのポイントを紹介。「『キミにしか頼めない』と言われたことがない」「不満な人事異動にも抗議しない」「給料・賞与の増減が気になる」など、当てはまったら年収負け組に!逆転と救済のキャリア術。



    たまにこういう熱い本を読むとモチベーションがあがりますよね!?
    今日もたのしむぞー!!!

  • 多くの人が区切りとして考える年収1000万円。それに到達させるために必要なことが書かれています。自分を高めて他の人にはない特殊技能を見につけようというような話です。

  • 多くの起業家を生み出してきたリクルート出身のコラムニストが著者。

    年収1000万円というのはビジネスパーソンにとっては一つの節目となる数字。

    年功序列で、会社にしがみついていればなんとかクリアできていたのは過去の話なのだろう。

    転職や独立も選択肢の一つと考え、稼げるビジネスパーソンを目指さなくてはならない。

    FP的な発想では、キャリアデザインとマネー力は大きな関係がある。

    会社経営でいえば、マーケティングなど売り上げと、財務や経理が両輪となるのと同じようなものでしょう。

    稼ぐ能力と、残す能力が家計では重要となる。

    資産運用や家計診断など、守りの家計運営だけではなく、稼ぎ力を上げるという攻めの家計戦略が今後は必要なのだろう。

    特に若いうちは株や投資などに神経をむけるよりも、自分の力で稼ぐことに集中し、給料氷河期を勝ち残る戦略を練ることが求められる。

  • 様々な分野のすごい人の紹介が楽しい。
    自分の価値をどのように高めるのか、を考えるきっかけとなった。

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著者プロフィール

(たなか かずひこ)日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科(通信教育)准教授。


「2022年 『新版 社会人のための社会福祉士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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