- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344980266
感想・レビュー・書評
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「入門」とある割に、基本的に知っている人を前提とした内容。個々の人物を知っている人が読めば分かりやすいと思うが、知らずに手に取った人には少々不親切かと。内容も浅いので、ある程度日本史を知っている人で、戦国時代の話をおさらいしたい場合にはちょうど良いくらい。
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軍学の知識を駆使して巧みな作戦を立案。
戦場では主君を補佐して兵を差配し、不利な形勢を逆転する。
そんな「戦争のプロ」のイメージが強い戦国軍師だが、彼らの仕事はそれだけではない。ときに大名のエージェントとして折衝の表舞台に立つ。「戦わずしてかつ」ことこそ彼らの最大の任務だったのだ。
時代を画した14の合戦と16人の軍師像の新解釈から描き出す、あたらしい戦国100年史 -
戦国時代の軍師にスポットを当ててタイトルに入門とあるように簡単に解説したもの。
軍師のタイプや、エピソードなどに触れそこそこ面白かったが強引なところも目立つ。
あと漢字の使い方、誤字には気をつけて欲しいですね。
陶晴賢は反乱ではなく叛乱をおこしたわけで、反乱だと一揆の大将みたいだ。
あと漢の高祖劉邦の軍師の張亮て誰?(笑)
諸葛亮とごっちゃになってないかい? -
軍師というと、戦(いくさ)での作戦参謀とおもうが、いろいろな軍師がいる。この本は、その軍師にスポットをあてて話がすすむ。
軍師といえど、大将に任命されないとその力ははっきできない。著者も本中書いているが、軍師で人間らしさ(したたかさ)があるのは、黒田官兵衛のみ。ほかは、大将に忠実で人格者が多かったそうである。このようなことからも、軍師は大将しだいといえる。今もそうかもしれないが、特殊技術を持っている人間は、したたかさがない人が重用される。これは日本のなかでの考え方として成り立っていることなのであろう。 -
戦国時代に活躍した軍師とはどういうものか、実際の武将の活躍などを簡単に書いたもの。
全体的に浅い内容が多く、あっというまに読めてしまうくらいに内容は薄い。