裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書 な 3-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3192
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980303

作品紹介・あらすじ

「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい。

感想・レビュー・書評

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  •  司法の一端を担う立場から裁判に参加する機会があり、実際の裁判において裁判官や検察官と被告の間での珍問答やドラマがままみられ、基本的にそのような状況でも感情を交えずに淡々と審理が進められる。しかし思わず吹き出してしまうような場面もあり素材として刑事裁判は面白い世界であることから、本書に対する期待値が高すぎたが、本書は裁判官の言葉のみにスポットが当てられており、その言葉の背景や裁判内容に対する言及があまりないことから、法廷の臨場感を感じられずに面白いと感じられなかった。

  • 2010年登録、読了本。星は当時付けたもの。
    購入本(そして断捨離)だったような気がする。

  • 「爆笑」とはちと違う気がするが、どの事件もとても興味深い。

  • 題名に反して内容は結構シリアスでした。
    裁判官の発したメッセージの一つ一つがもう少し詳しいとさらに心に入ってくるのに…と少し残念でした。

  • タイトルから想像したのは、世間離れした裁判官のお言葉だったが、内容はそうでなかった。

    横書き部分の文字のサイズがちと小さすぎた。

  • 爆笑、は言い過ぎでは?
    裁判官とて人の子ですね。
    残念ながら罪を犯す人あり、
    人を見下してしまう人あり、
    職務に耐えきれず自死を選んでしまう人あり。

    罪を犯したくはないけれど、
    心ならずも罪人になってしまった時は、
    こんな裁判官に裁かれたい、という方あり、
    あんたにだけは言われたくない、
    という裁判官に当たってしまう事もあるのでしょう。

    担任教師とか医師とか警察官とかでもそうね。
    出会い・ご縁って大事。

  • 5月に1回読んで、アレ?私体調不良かしら?と積ん読仲間に。
    再読して、エ!何!
    コレは詐欺とちゃうの?
    誰がこんな題名をつけたの?

    犯罪者っているのね。



  • 長峰超輝の裁判所の爆笑お言葉集を読みました。
    裁判官もほんと人間味があるんですね。
    さだまさしの償いを知っていますか?と被告に問います。
    なかなか、いろんな裁判官がいるなと感心しました。

  • 題名の通り“お言葉”が数多く紹介されており、裁判官の人間味が情趣深い一冊。

  • 爆笑ではなかったけれど裁判官なりの伝え方なのかな。

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著者プロフィール

1975年、長崎県生まれ。九州大学法学部卒。フリーの著述家。デビュー著書『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書)がベストセラーに。雑誌連載、メディア出演、講演活動のほか、小説の法律監修にも携わる。

「2020年 『裁判長の沁みる説諭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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