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みんなの感想・レビュー・書評
ネットカフェ生活のリアルな実態。その時々に何をどう捉え,どのように感じているか。様々な葛藤や心の揺らぎが描写され,生活上の工夫や留意点まで記録されていて大変興味深い。
この本が書かれていたとき作者は25歳のニートで、住まいを自宅からネットカフェに変えてそこから日雇い労働に従事しつつ、ネットカフェでの生活をつづったものですが読んでいて少しいやな気持ちになった本です。 昨日、知り合いと話をしていたときふと思い出したことがあった。もちろん、その人にはあいまいに言葉を濁したが、僕は、去年、東京にいたときに当時、下宿していた場所でトラブルに巻きこまれ、住んでいるとこ... 続きを読む »
金も職も技能もない25歳のニートが、ある日突然、実家の六畳間からネットカフェの一畳ちょいの空間に居を移した。パソコンで日雇いバイトに登録し、日中は退屈で単純な労働に精を出す。夜は11時以降が入店条件の6時間深夜パックで体を縮めて眠りを貪り、延滞料金をとられないよう、朝は早く起床。時にファミレスや吉野家でささやかな贅沢を楽しむ。やがて目に見えないところで次々に荒廃が始まった・・・メディアが映し出さな... 続きを読む »
ニートとか、引きこもりとか、ネットカフェ難民とか、いろいろな言葉がある現代だけど、その言葉で満足し思考を止めてしまっていたのかもしれません。目標を持たないネットカフェ難民(筆者)、段々と磨り減って行くように見える彼らは、意外と遠くない存在だとも思ったり。世間の人が思うより、辛くはきっとない。
金も職も技能もない25歳のニートが、ある日突然、実家の六畳間からネットカフェの一畳ちょいの空間に居を移した。パソコンで日雇いバイトに登録し、日中は退屈で単純な労働に精を出す。夜は11時以降が入店条件の6時間深夜パックで体を縮めて眠りを貪り、延滞料金をとられないよう、朝は早く起床。時にファミレスや吉野家でささやかな贅沢を楽しむ。やがて目に見えないところで次々に荒廃が始まった…メディアが映し出さない“最底辺”の実録。
著者自らネットカフェ難民となっての生活を綴った本。読んでみてネットカフェの実態にショッキングを感じたが、著者からはみじんも悲壮感は感じられない。むしろ実験的にネットカフェ生活を楽しんでいるかのよう。
日雇い労働で働きながら、ネットカフェに寝泊まりするというこのような最低レベルの生活でもやっていけるのであれば、ある意味人生なんとかやれるという自信のようなものが感じられる。
やはり人間、何かしら人の役に立って、進歩していかないと、自分の欲望のためだけに生活していては、生きる意味を失いかねない。この本を読んで、改めて感じた。
ネットカフェで寝泊まりし、日払いバイトをする人々がいるのは知っていたが、筆者は帰る場所があるにも関わらず、ふらっとネットカフェに滞在し、日払いバイトを始める。バックパックひとつで、ある日突然、外国へ行くみたいに。毎日の体験が克明に綴られているが、そこに悲壮感はない。かといって異文化を楽しんでいるふうでもない。そのゆるさ加減が絶妙だった。
最後に彼はどんなきっかけで、ネットカフェ難民生活にピリオドを打ったのか。そこが気になる。その点でいえば物語だともいえるかもしれない。
芸術大学卒業後、実家でヒキコモリ兼ニート生活(ひどい言い方だが著書にそう書いてあるので引用)を送っていた筆者がインターネットカフェを寝床に一ヶ月間渡り歩いて生活していく日常のドキュメント。
若干題名から期待していたものとは違い、メディアが映さない“最底辺”の実録から新たな知識・教養が得られるわけではないが、文章がうまく書かれていてサラサラと読みやすい。そして自分を卑下しているスタイルを一貫しているので、なんだか自分の弱いところを恥ずかしげもなくさらけ出している感じがして、大変好感が持て、面白かった。
「東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端幻術表現専攻修了。ヒキコモリ兼ニート生活を経て、07年のある時期からネットカフェ難民生活を開始する」という著者の経歴を読んだところで、即"Buy!"っとディーラーさながらに心で叫んだ私でした。(最近、国際金融小説ばっかり読んでいたもので・・・(^^;)
まず、0日目から31日目まで、日記のように細かく章だてされているのがよい。しかも、ご本人は「金も職も技能もない25歳」とおっしゃいますが、切り口というか視点がよくて、ただ、面白いだけでなく、知的に面白い。先日読んだ「これでいいのだ怠け者の哲学」に相通じるものがあります。(あわせてどうぞ!⇒http://booklog.jp/users/kokoro-uta/archives/4789727904)
読み終えてすぐにゴミ箱に捨てた本はこの本だけ。
いや捨てた本自体これだけだ。
同世代であろう著者は世の中なめてるようにしかみえない。
そんな人にお金を払ってしまったなんて腹立たしい。
随分前に読んだのだけれど・・・
男性だからこそ、できる生活?ではあるかな。
女性はどうしているんだろう・・・
都会へ行けば、家が無い人がたくさん居て。
ネットカフェに入るお金があることさえ幸せな方なのかな。
すっごく世間を揶揄している、そんな印象を受けました。
ひきこもりからネットカフェ難民に転向。
日雇いバイトを転々としながら、1日数千円ですごす日々。
ナイトパック1,500円として、1ヶ月で5万円弱、なるほど、家賃より安いのか?
公共料金もいらないし。
だけど、だんだんすさんでくるらしい。
やっぱり布団もないしなあ。
元ひきこもりとは思えないような社会性を持ち、他人には低姿勢、そして前向き、労働意欲旺盛な著者は、毎日順調に日雇い仕事をこなしながら、ためにぜいたくな食事を楽しみ、ちょっとしたことにも楽しみを見つけながら、たんたんと暮らしている作者。
ふつうに働けばいいのに、と思うのは、やはり部外者の見方なのかなあ。
12/23
実際にネットカフェ難民の著者が書いたドキュメント本。ネットカフェ難民が書いた本だからといって侮ることなかれ。著者は東京芸術大学卒業で、文章力もあり、内容も面白い。
ネットカフェ難民のリアルを微笑みを交えて、知ることができる。
さらりと読める内容。実録ネットカフェ難民とのことだが、作者が東京芸大で薬剤師の家庭ということで、「セーフティな立場」なため、悲壮感はあまりない。また、文章も上手く、コミュニケーション能力も高そうで、作者のスペックが高すぎるので、(おまけに柔道剣道有段者・・・)「社会的弱者」という感じがしません。とはいえ、文章力はあるので、読み物としては普通に面白かったです。
貯金も職もない25歳の著者が、ある日実家からネットカフェに居住空間を移し、様々な派遣の仕事を行いながら31日間を過ごした様子を紹介している本である。手持ち資金数万円で埼玉・東京・千葉と派遣先の近くでネットカフェに泊まる。日当が入るとファミレスや吉野屋などで夕飯を過ごしネットカフェに帰る。たんたんと日々の様子が書かれているが、ネットカフェ難民の現状を知るにはこれほど詳しく書かれている本はないのでなないか。
著者自身がネットカフェ難民であり、1ヶ月間に及ぶ難民生活を描いている。
ネットカフェ難民がどのような生活をしているのか、興味がある人が読むとそれなりに面白いかもしれない。
リーマンショック以降はネットカフェ難民という言葉自体あまり聞かなくなってしまったが、ネットカフェ難民の数は今も増え続けている一方だと思う。
ただ単に「派遣切り」や「派遣村」という言葉が世間にインパクトを与え、ネットカフェ難民という言葉を聞かなくなっただけ。

面白かった。
最底辺と書かれてはいるけど、悲壮感を訴えて同情を誘うとかではなく
元ニートという立場からネカフェ難民のコミュニケーションや過ごし方などを、独自の視点で紹介・分析しているのが興味深...





