会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書)

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著者 : 山崎元
  • 幻冬舎 (2007年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980662

会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • 投資関係で著名な山崎元氏によるキャリア指南書。
    山崎氏は12回転職しており、結果として年収アップとスキルアップを経験できている。
    その転職の考え方などに関して示されている。

    山崎氏の本は投資関係では結構読んでいたがキャリアの進めに関する本は始めて、いかが参考になったポイント

     日本における収入階層は「エクイティ階級(資本家)」「ボーナス階級(ボーナスが非常に大きいスペシャリスト的な職業)」「サラリーマン階級」「フリーター階級」の4つ
     収入にかかわる要素は「リスク」と「代替性のない仕事をしている(需給的な要因)」こと
     会社は個人の面倒を見れるほどの能力はなく、数十年先のことなどほとんどわからない
     2年は会社の先を何とか見ることができ、個人の能力アップということから考えても程よい期間
     転職先とは自分を買ってくれる取引先の変更
     転職時に重要になる考え方は「顧客」「スキル」「企業から見た取り換えの容易さ」「個人からみた職場の確保のしやすさ」
     収入に関して大事なのは「収入とは自分の仕事への評価なのでおおきに関心を持つこと」「他人と比べないこと」
     一般的に年齢と人材価値が連動すると思われるので年を取ること自体がリスクでもある
     若いときは目先の収入や会社のランクよりも仕事内容できめたほうがいい

    投資関係の本同様、転職に関しても非常に理論的なので投資関係の本をよんで彼の文章に好感をもてるなら読んで損はないと思う。

    本書でも年長者がいいがちな「石の上にも3年」のような精神論は一切なく、非常に転職というものを合理的にとらえているし、石の上にも3年の代わりに「時は金なり」と言っている点も非常にクレバー。彼自身が12回転職しているのでこういった考え方を好意的に見るバイアスもあるが・・・

    スキルアップやキャリアの方向性を大まかに考えるにはいいと思うが、転職12回は一般的には多すぎだろう。またスキルなどが目に見える仕事でないと彼のように転職し、かつ給与を上げていくのは難しい。彼はキャリアコンサルのプロではなく、あくまで自分の経験談を話しているに過ぎない点も注意しておきたい。

  • 若い人向けの転職マニュアル。
    ただし、著者の経歴上「金融系や営業の仕事についている男性」がメインになっている印象。
    納得する部分も多いけど、なかなか厳しい部分も目に付く。
    特に4章の「女性のためのキャリア戦略」は参考にしづらいし、正直無理(笑)
    だったらいっそ女性についてはわからないからごめんな!で別の内容を読んでみたかった。
    ただ全体的には著者の経験や主張がよくまとまっていて、読みやすく面白かった。

  • 若い人向けの転職についての心がまえの本。
    もっと早い段階て読んでおきたかった。

  • 1246

  • 労働の価値や転職を考える際の目安となる年齢28と35才
    人材が流動化している世の中で,うまく働いていく上での考え方について書かれている。
    著者の経験をもとに冷静(のように)仕事について意見が述べられている。本の後半では転職にあたっての注意点について書かれている。
    参考文献はないのであくまで意見でしかないが,参考になる考え方などがいくつもあった。

    以下に参考になった箇所の一部を書いた。
    転職を考えた場合,労働の価値をどうみるか。自分の成果を第3者にうまく説明できるかどうかが求められる。
    転職を考える上でのターニングポイントは28才と35才。
    28才:この年までに自分の適職を見つける。最初の就職先で自分のやりたいことと一致する可能性は低い。
    35才:この年までに職業人としての完成を目指す。この年までなら部下として採用されやすい。

    仕事のやりがいの2要素。
    1. 他人の役に立つ感
    2. 自己の成長。

    転職は必ず就職先が決まってから現職をやめること。賃金交渉や職歴に空白を作らない上でかなり重要。

  • MBAなど資格に走るより仕事で結果を出すことが大事。業務に直接役立たないオベンキョウは投資ではなく高級消費。
    という言葉が一番心に残った。

  • 金融アナリストとして有名な著者が、自身の過去の点職歴を踏まえて、会社にとどまる必要はなく、どんどん転職することの必要性を説いた一冊。

    著者の経験に基づいているので、内容が証券などの金融業に偏ってるのは仕方ないとしても、いわゆる「できる人」を前提としてる。
    参考になる点は多々あるのだが、「できない人」もちろん、大半を占める「普通の人」にとっても中々敷居が高いと感じた。

  • 大胆で切れ味のあるタイトルだが、名前負けしない説得力を持って書かれている。著者の考えが押し付けがましくないのがいいし、一般論と経験談を程よいバランスで交えている。客観的で冷静な人なのだと思う。ゆえにていねいで、納得できる。

  • 斬新なタイトルに惹かれ、購入。

    3年っていってるとこを、2年って言ってるの、
    一見違うことを言ってるようで、
    結局のとこ、自分の欲しいもんやら優先順位やらぐらい、
    自分で見定めて切り開いてけよ、ってことなんだろうな。

    著者の独特の切り口には、
    きっと読む中でメモしてしまったり、
    いつの間にか頭に刻まれるものがあるハズ。

    いま仕事を辞めたい人はもちろん、
    来年度から働きますって学生に、キャリアプランを見つめるべく勧めたい一冊。

  • 経済評論家による転職指南書です。2007年刊行。

    内容は以下のようになっています。

    第一章 今の時代を働く考え方
    第二章 人材価値のセルフマネジメント
    第三章 会社の捨て方・選び方
    第四章 女性のためのキャリア戦略
    第五章 転職の実際
    第六章 私の転職を振り返る

    著者は十二回の転職を経験しており、戦歴は「七勝四敗一引き分け」とのこと。
    著者は若者はチャンスがあれば躊躇無く転職すべきだとして、自身の経験を元に、ビジネスパーソンとしての人材価値の高め方や、働く場としての会社を評価する視点、そして、実際の転職で考慮すべき事項等をまとめています。
    外資系を含めて多くの会社の実際を経験しているだけに、広い視点で記述されているように思いました。歯に衣着せぬ辛口の口調が印象的です。

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会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書)の作品紹介

会社は一年で辞めてもいいし、何回辞めてもいい。ただ、一つのことを計画・実行するには二年くらいの単位で考えると具合がいい。二〇代のうちは、やり甲斐ある仕事を見つけ、スキルを身につけるのが最優先だ。二年先の自分をイメージして、自分に向かないとわかったら、早めに転職するほうが賢い。揺るぎなき「人材価値」の作り方から、会社の捨て方・選び方まで、収入とやり甲斐の両面から満足のいくキャリア戦略を徹底指南。

会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書)はこんな本です

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