会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書 や 3-1)

著者 : 山崎元

• 幻冬舎 (2007年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kamekomekaさんの感想 · 2009年10月5日]

これから、会社にどっぷり頼れる時代ではないことを考えると必読書。
どういうキャリアや勉強を積むと「幅が広がるか」というのが分かる。
会社を辞めることを弁護する本では決してない。

キャリアプランや自己啓発などについて、当然のことが沢山書いてあるが、
この内容を「当然のこと」または同意しないまでも「そういう方法もアリだよね」
と思えるのは、それなりに勉強してきたり、会社でしっかりした研修・教育を受けたタイプだろう。

社会人になって何したらいいか分からない、とか迷える２０代・３０代（できれば２０代のうちに）には
一読の価値ある。

[masao94さんの感想 · 2009年4月12日]

必読のキャリア参考書の一冊。文字ばっかりで図がないけれど特に若い人、就職活動中の人は将来を考えるのに読んだほうがいいでしょう。もちろん若い人以外でもキャリアを真剣に考えている人にはおすすめです。時代は終身雇用、年功序列から、より自立したキャリア形成が必要とされ、実は逆年功序列、年をとれば経験が蓄積され価値があがっていた時代が、年をとればどんどん今までの経験が陳腐化して価値が下がってしまう世の中です。自分や周りを見ていてもそう思います。自分の価値が下がっているのに給料が上がる人も結構いたと思いますが、それがここ最近の経済危機で悲劇的な状況になってしまうケースもあると思います。自分の生活を守るために、如何に世の中に必要とされる人間で居続けられるかを常に考えて行動する必要があります。そのための勉強であり、仕事であり、転職であり、副業ということでしょうね。

[いなけんさんの感想 · 2008年12月25日]

そのとおり。辞めていい。

ただ、ちゃんと考えて、学ぶものは学んでから辞めよう！

[ヴィーさんの感想 · 2008年7月22日]

面白かった。内容は全く以てその通りと思う。社会人としての自分の価値を意識しながら仕事しましょうって話。
どうしても著者の経験した方面の話が多くなるけど、それでも全社会人読める本と思う。

[ihatemanjyuさんの感想 · 2008年7月17日]

最近、事あるごとに人に勧めている書物。


タイトルから、転職を奨めるように感じますが、
中身は現状の企業の在り方や転職等におけるリスクなどが書いてあり、
企業の本質を知るにはおススメ。


就職活動前に、会社決定前にぜひ一読を。

[マークさんの感想 · 2008年5月29日]

転職指南の本というよりも、自己キャリアの考え方について記述された本。
２８までに自分の仕事を決めること、３５までに自分の仕事で成果を残すこと。

いろいろと参考になった。

著者プロフィール

経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事入社。その後、野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、UFJ総合研究所など12回の転職を経て現職。雑誌、ウェブサイトの連載やテレビ出演多数。『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください！』（文響社刊・共著）、『マンガでわかる　シンプルで正しいお金の増やし方』（講談社刊・共著）など著書多数。


「2022年 『マンガでわかる　世界でただひとつの株式投資入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」