- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344981126
感想・レビュー・書評
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これは本当にタイトルで
大損している本だよねぇ…
悪い本ではないのにどうがんばっても
犯罪推奨本にしか見えてこないのは
大きなマイナスだと思います…
中身はいたって真面目な本。
大麻の無限の可能性を教えてくれる本です。
規制はされていますが、本来なら
多くの環境に適応し、バイオエネルギーとしての
要素すら秘めるまさに「魔法の植物」
だけれども残念なことに
他の「あきらかに」有害な薬物と
同類の扱いを受けているのです。
かのマンモス何ちゃらとか塩とか言う人が
捕まった薬物に比べれば
有害性は少ないのに…(摂取方法による)
もし医療用として
使われた場合には
多くの痛みに苦しむ人が
救われるのではないでしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現在の日本では、大麻は完全に悪いイメージが刷り込まれているが、薬物としての危険性はアルコールより少なくカフェインと同程度。ゲートウェイドラッグとしての危険性にも客観的根拠はなし。それどころか、歴史的も様々な場面で素材として活用されてきてるし、地球にも優しい。医療での活用も期待されている。
要はアメリカとその石油産業のご都合で規制されてきただけ。特に、戦後の占領時に規制を押し付けられた日本は、当のアメリカでも規制の見直しを始めてるのに、まだクソ真面目に厳格な取り締まりをしている。ある意味、思考停止した戦後日本を象徴しているのかもしれない。
大麻に限らず、世間の支配層の都合やそれを検証もせず報道するマスコミによって悪いイメージを持たされてるものは結構あるんだろう。一種のマインドコントロール。長いものに巻かれず既存の権力はおよそ疑ってかかる必要があると思ふ。 -
大麻がなぜだめか歴史的にかいつまんでくれている。
いかにこの世の中がプロパガンダに満ちたことか。 -
大麻取締法が成立したのは、アメリカが産業構造を石油中心主義へシフトして化学繊維を売り込むようになったのと併せて、繊維の原料としての麻を抑えるため、という説はかなり面白い。
ドラッグとしての取り締まりもアメリカ主導で、成立時の日本では中毒者は出ていなかった。
盲目的で官僚的な今の大麻の取り締まりに対する批判書。鵜呑みにはしないが、ありそうなこととは思える。
大麻の「麻」と麻薬の「麻」は出典が別とは知らなかった。 -
これ読むと大麻って実際どうなのと思いますね。
GHQとかアメリカの綿産業だとかその辺の話はおもしろい。
医療用大麻の話は興味のあるところです。