折れそうな心の鍛え方 (幻冬舎新書) (幻冬舎新書 ひ 1-3)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 419
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981454

作品紹介・あらすじ

ストレス過多の現代社会。ウツや落ち込みは、心が強い人弱い人、誰にも同じように降ってくる。どうせ避けられないなら、折れそうになってもすぐ立ち直れる、しなやかな心を育てよう。そのためには日々、落ち込み度を把握する、ガス抜きをする、生活のなかで鍛えておく、のが効果的。本書では、持ち前のアイディアとユーモア精神でウツを克服した著者が、「好きだったことがイヤになったら要注意」「人に話を聞いてもらって毒を吐き出す」「"自分のつらさは特別"という思い込みから抜け出す」等々、すぐ効く50のノウハウを披露する。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと危なくなってきたら、また読んでみよう。
    参考になった。

  • セロトニンが欠乏すると、うつになる。セロトニンを自前で作るには?よく歩くこと。よく噛んでものを食べること。腹式呼吸をすること。無理をして疲労が溜まってもセロトニンは弱ってしまう。自主トレは全て頭を空っぽにしてやる。豆類もいいらしい。納豆食べよう。昔の人は大体一日二万七千歩歩いてきた。歩かない現代人のなかでもとくに顕著なのが地方在住者。車生活のため一日三千歩くらい。歩こう。

    我を忘れるくらい何かに夢中になること。できれば普段はやらないバカバカしいこと。好きか嫌いかもイメージできないほど自分から遠いこと。

    好きで楽しいこと、自分だけにできる事にフォーカス。なんだろ。

    遠い空の向こうに
    サトラレ
    明日の記憶
    ライフイズビューティフル
    アメリカンプレジデント
    JSA
    ギャラクシークエスト
    ルディ
    オールドルーキー
    へんめん このかいにてをそえて
    歩いても歩いても
    Sex and the city
    グラントリノ
    が見たくなった。

  • 思索
    自己啓発

  • 折れそうな時の対処法やその時の状態について書かれている。
    幾つかを抜粋させていただく。
    取りあえずガス抜きをする。
    話を聞いてもらう。
    といったシンプルだが大事なことなので忘れないでおこう。
    忘れる、取り戻す、埋め合わせる。で喪失を乗り越える。
    また期限を切って立ち直ることも大切であるのは納得した。
    人にがんばれ。と言わせず、自分でがんばる。
    物事を始める為にハードルを下げるのは普段から考えておきたい。
    きちんとした洋服を着ることは大切である。
    これは日常で実感することなので気にしておく。
    テレビをぼんやり見るのはエネルギーを奪われるので気を付ける。
    よく歩き、噛み、呼吸をして自前のセロトニンを出す。自分への期待値を上げ過ぎない。
    著者が挙げた泣ける映画を一部抜粋し、機会を見つけて見る。
    シンデレラマン、オクトーバースカイ、天国まで100マイル、ライフイズビューティフル、ショーンシャンクの空に、幸福な食卓、山の郵便配達、あの子を探して、グッバイレーニン、やさしい嘘、RUDY/涙のウイニングラン、オールドルーキー、ポネット(愉しむことを覚えなさい。というせりふを聞きたい。)

  • 【ノート】
    ・ガッキィこと日垣隆は、陰湿な自己顕示欲が文章の端々に感じられることがある。ネットでは<a href="http://goo.gl/V94sqm" target="_blank">そのエキセントリックな言動のせいで色々と叩かれてるみたい</a>だが、一方では<a href="http://goo.gl/SAKnDJ" target="_blank">小飼弾氏のように高く評価</a>している人もいる。自分的には、自分の中にもあるトホホな成分を彼の文章から強く感じてて、以前はそれが鼻についてイヤだったが、最近は少し親近感を持って眺められるようになった。

    ・本書はガッキィさんがウツ病にかかった時の経験をもとに、心を回復させる考え方やら具体的な方策、果ては「泣くための」映画ガイドまでついているという、なかなかにごった煮な構成。自分が興味を持ったのは、決して、現在、心が折れそうな精神状況だからということではなく(笑)、ライフハック的なアイディアが散見され、その中には、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4413044096/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4413044096&linkCode=as2&tag=jfshomepa-22" target="_blank">佐藤優さんの本</a>にも通じるものがあったりしたからだ。いわく「ちょっと難しい課題を引き受けて『自分の器』を大きくする(P104)」のように。また、「これまで楽しかったことが楽しくなくなってきたら鬱病の兆候」とあったが、これは、自分が何度も読み返している<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4576060732/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4576060732&linkCode=as2&tag=jfshomepa-22" target="_blank">D.アレンのGTD本</a>でも言及されていることと通底してたりする。ただし、マスター・アレンのそれは鬱病云々ということではなかったが。

    ・ちょっと自分が疲れてるな、という時にパラパラめくって、気になった箇所だけを読んでみると、よいヒントになりそう。ちなみに、ほぼ日手帳のユーザーであることと、巻末の映画リストに「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001RN8W5O/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B001RN8W5O&linkCode=as2&tag=jfshomepa-22" target="_blank">ギャラクシー・クエスト</a>」が入っていたのが自分的には高ポイントだった。

    ・脱線するけど、ギャラクシー・クエストはスター・トレックのパロディ映画。でも、単なるパロディではないんだな。残念感満載なスター・トレック風テレビ番組「ギャラクシー・クエスト」。熱狂的なファンに支えられてはいるけど、その数も決して多いわけではなく、地方ドサ回りのファンイベントをモチベーション低くこなしているキャストの皆さん。その番組の電波をはるか彼方の宇宙でキャッチして、本当の話だと信じて感涙にむせび泣いている宇宙人がいた!...というお話しなんだけど、何か、おバカっぽくてワクワクしない?いや、実際、途中までは悪ノリにも近いおバカっぽさで笑っちゃうんだけど、気づくと、最後には何と泣いてる自分がいるのさ!ガッキィさんのみならず僕もオススメします。amazonのレビュー見ても分かります。

  • 時間があれば

  • 鬱病を発病した作者が自分で鬱を治療した経験を書いている。精神病を自分の力で治癒させるのは難しいと思う。作者はそれを自分のやりたいことを優先して鬱を克服して行く。
    読む方は簡単なことだと思うが、当人には難しいことだったのだろう。敬服するばかりだ。

  • 鬱になりかけてる状態からの脱却のヒントにはなるかもしれない。
    本当の?鬱になったらこんな余裕はないかも。

    最後の映画評は本編とは関係なく参考になった。

  • ウツを体験した人の話は説得力がある。金儲けの「心療内科・精神科」が増えているように感じるのは私だけだろうか?

  • 最後まで読む気にならんな。
    ホントに鬱な人はそんなことできんだろうし、普通の人のライフハックとしては読み応えないし。

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著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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