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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
エネルギー問題のポイントが明快に書かれており、読みやすい。また、「エコエネルギー」や「省エネ」といったテーマについて、一般人が誤解している点を指摘しており、勉強になった。特に、太陽光発電は、発電機を作るまでに消費する電力の方が、発電機が発電する電力よりも多いため、現状では電力を消費する機械でしかない、という点は目から鱗だった(本書が書かれた2009年時点の話なので、今はもっと改善されているかも?)。
本書をきっかけに、この筆者が書いた本を他にも読んでみたいと思った。
何でもそうだけど、一つだけが正しい訳じゃない。今のエネルギー問題だって一つの方向(反原発)だけが必ずしも正しい訳ではない。今のまま原発を推し進めるのも問題だけど。今後のエネルギー政策は、もっと総合的に考えていかねばならない。
夢の原子炉と言われていた(言われてきた?)「もんじゅ」が14年ぶりに運転を再開しました。原子力発電所から出てくる廃棄物を使ってエネルギーを作るシステムなので、もう少し良いイメージを持っても良いと思いますが、それを運転して作られる「プルトニウム」が原爆の材料になるということもあり(p43)、イメージが良くないと思っているのは私だけでしょうか。 私もできれば危険なシステムは使うべきでは無いと思... 続きを読む »
エネルギーについてわかりやすく書いてあります。
この本が書かれたのは3.11の前。
ですが、すでに原発が大地震には耐えられないことをすでに指摘されています。
ただの「はみ出しもの」ではなく、ちゃんと武田さんの話に耳を傾けるべきです。
私は応援しています!!
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の武田氏の新刊です。
この人の基本的な主張を一言で表すと、
「環境問題なんて、ない(わからない)」
もしくは
「問題かどうかわからないから、騒いで人々を心配させて、それで儲けている人がいる」
でしょうか。
「温暖化で氷が溶けて海面が上昇して島が沈むとか言うけど、地上にそんなに大量の氷はないですよ」
というような、非常にわかりやすい主張をされていて、僕は好きです。
・石油はあと800年持つが、使いにくい石油が残るだけ。そしてコストも上昇する。
・エコカー・太陽エネルギーに騙されてはいけない。結局、電気に変える装置という意味では見た目以上のコストがかかっている。
・原子力:耐震性・人材面の活用必要。
この本が出版されたのは2009年である。さすがに津波のことは書かれていなかったが、安全なはずの原発技術が、利権、官僚の保身、大きな決断をできないサラリーマン原発責任者などから安全性を欠いたものになってしまっていることを「人災」であると嘆いている。
3.11後の現在、この本を読むとこのあたりばかりに目がいってしまう。しかし、本書のテーマは著者の専門である資源材料工学の立場から、エネルギー、資源(食糧も含む)についての昨今の近視眼的なエコ政策や世論に対する危惧と対案の表明であると感じた。
休憩がてら読んでいたものが,ようやく読み終わりました.第3章の終わりぐらいまでは,ごくごく常識的なことが書いてあります.第3章の終わりになってNHKの批判を始めるあたりから,論調が過激になります.でも,書いている内容は至極もっともな内容です.これなら,あまり「食わず嫌い」にならず,早めに読んでおけばよかったかも.いずれにしても,日本のエネルギー自給率がわずか4%に過ぎない,ということは頭に入れておくべきです.
科学者が書いた自然エネルギー論として参考になる指摘がたくさんあった。エネルギーとは地球にある炭素を取り込むこと。ただしエネルギー取得にはエントロピーの法則が働き、必ずロスが生じる。現時点で自然エネルギーは効率の観点で石油系には遠く及ばない。特に太陽光は国土の狭い日本ではナンセンスで、むしろ自然環境破壊に繋がる。
石油なき後のエネルギーは、石炭と原子力。ただし、人災である設置環境の改善が必須。石油なきあとも電力はなんとかなるが、石油化学製品の欠乏は致命的。技術革新で生き延びるしかない日本は今すぐ研究を開始すべし。
頷くところの多い一冊。
太陽光とか風力とかバイオとかの再生可能エネルギーの技術が発展しても、すべての問題を解決できるわけではないんだねぇ。
日本の地理環境か海洋資源をつかうっていうのは、いままで知らなかった考え方だったので発見でした。
普段接しない話題だったので、おもしろかった!
主題とは関係ないかもしれないが、読み終わった後、将来に対して過度に悲観するのはやめようと、気持ちが前向きになった。
書いてあることの全てを肯定するつもりはないが、節約、節約と後ろ向きなことばかり言うのも確かにおかしい。
『人間というものの精神や努力する心を大切にしながら、魂が縮こまることなく、自由にのびのびと生を楽しむことができるようにする、、、』
この本を読んで分かったことは、世の中は嘘と隠蔽ばかりであり、残念なことに、自分たちが善行と思ってやっていることは必ずしも善ではないということだ。もちろんこの本にも嘘と隠蔽があるのかもしれない。正しく知ろうとする態度、正しく判断しようとする努力の必要性を改めて考えさせられる一冊。
今回は再読。この人の主張していることが科学的に,社会的にどれほど妥当性を持っているのか,正直なところよくわからない。過剰なリサイクルは幻想にすぎない,というのはわかるような気もするが,温暖化の是非については判断がつかない。ファナティックなエコロジストよりは聞ける部分は多いとは思うものの,専門家の間でどう評価されているのか。
今後のエネルギー戦略を考えるうえでの一つの判断材料にはなりうる。ただし鵜呑みにすると危ない雰囲気も感じた。
第1章 エネルギーの現状を把握する―石油、原子力、太陽、水力、風力の問題点
・石油はいつまで持つか
・原子力は安全か
・ ほか)
第2章 食糧と温暖化問題を考える―エネルギー問題から派生すること
・人間の生命エネルギー、食糧の未来
・事実に基づかない温暖化問題
第3章 日本のエネルギー問題―将来に必要な備えとは
・石油の代わりはどこにあるのか
・原子力発電に頼っていいのか
・ ほか)
第4章 エネルギーの未来と私たちの生活―今後、向かうべき方向とは
・世の動きや価値観は30年ごとに変わる
・石油がなくなって困る分野の技術開発が必須
・ ほか)
これは、読んだ方がいいです。東電原発事故をきっかけに武田先生のこの本を知るに至りました。原発のことだけでなく、石油などのエネルギーの国内事情・世界的事情は、スケールがデカくて難しそうだしとてもついていけない・・と思っていましたが、分かりやすく解説してくださっいて寧ろ、私のようないち庶民こそ知っておかなければならないと思ったし、社会に対する視野も広がった気がします。気になる所が若干あったけれども。どんなホラー映画とか物語よりも「怖い・・・」と日本の将来について背筋が寒くなる話もアリ。あ、これは決して脅しではなくて、知っておいた方がいいお話なんです。
読み終わったのは、数ヶ月前なのですが。
いくつも疑問に思っていたことへの答えがあって、これから知識が増えて行けばまた変わるかもしれませんが一つの基準となりそうです。
そして、一つ一つのネタの正しさは実はものすごくは重要ではなくって、モノの見方、姿勢のヒントになります。
エネルギー、環境について間違った情報、知識、常識を指摘する内容。
昨今の商業的「エコ」や、政治的アピールの「環境」に疑問を持っていたので、非常に納得できた。
テレビの一方的情報に危険性を感じた。
「偽善」シリーズ大二弾読了。
今回はエネルギーについて。普段私たちの生活がどれだけ石油で賄われているかがを知ってまず勉強になった。
でもその石油も有限で、じゃあ代替エネルギーは?って話になるんだけど、あれ?太陽光発電とか風力発電ってエコじゃないの?ってまた目から鱗。
本当にマスコミの力って絶大だなあ・・・国民は良いように振り回されてんなあとか思ったり。一体何を信じていけばいいんだか。
マスコミや政府が言っていることを鵜呑みにせず、まず自分の頭で考えること、疑ってみることをしてみよう。
内容は論理的でとても読みやすく、無知な私でも理解しやすかった。若干言いくるめられているような気もするけど・・・(笑)
環境問題警鐘派の統計の誤りを指摘する割には、
自分の発表する数字にも同様のからくりをしているのが、
きになる。
石油が後○年と言われてたけれども、聞くたびに変わっていたのでその点は本を読んで納得。
また、発電方法は学校の授業で聞いたぐらいで自分で調べたりはしていなかったので、それらのマイナス面が興味深かった。
エコの面も少し書かれており、エコカー減税やエコポイントに対して私が持っていた疑問を解消してくれた。
後日同著者のエコロジーの本も読んでみようと思う。

せめて出展ぐらいは載せて欲しかった





