うつと気分障害 (幻冬舎新書)

  • 228人登録
  • 3.69評価
    • (8)
    • (23)
    • (13)
    • (5)
    • (0)
  • 17レビュー
著者 : 岡田尊司
  • 幻冬舎 (2010年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981836

うつと気分障害 (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 予想と違ってかなり医学寄りの内容だったが、これはこれでためになった。ライフスタイル、特に睡眠不足が症状を悪化させること、同じ状況でもパーソナリティによって受け止め方が異なること、単純なうつ病でなく双極性障害も一般的に見られること、などいくつかの気づきも得られた。
    言われてみれば自分の場合も双極性2型障害かもしれない。『新型うつ』の話を聞いたときに、それって本当に病気なの?と思ったものだが、こうして医学的に説明されると自分も何だか病気のようにも思えてくる。新型うつも苦しんでいる人にとって病名が与えられる効果は大きいんだろうなということは理解できた。

  • 気分障害の症例、歴史、症状と診断、気分障害のタイプを前半とするならば、後半は、脳内物質の原因仮説の説明、生活変化がもたらす気分障害の増大、治療方法についてと全八章で新書にしてはかなり盛り込んでいる。

    脳内物質等の説明は非常にわかりやすかったが、新書で図が少なかったので、個人的にはもったいないなと思った。

  • S493.764-トウ-182 300219458
    (幻冬舎新書 182)

  • 新書だが、かなり専門的に、現代病でもあるうつ病について述べている(著者は精神科医)。うつ病は精神疾患の代表的なものであるが、他人事と侮ってはいけない。著名人の過去のうつ病の実際も多数例を記載しており、その点でも興味深い。

  • うつというととにかく落ち込む一方の症状をとらえがちだが、躁状態も双極性の可能性があるという側面からも捉えた理詰めの一冊。
    「うつ」をひとくくりにするのではなく、いくつかのカテゴリーに分類し、それぞれの具体例と治癒(寛解)に至るきっかけを細かに記しており、ちゃんと病気として捉えて正しいアプローチをしているように見える。

    この具体例には歴史上の人物も多く含まれており、ああ、これほどの成果を残した人も苦しんでいたのか、と励みになることもある。
    うつをひとくくりにせず正しく客観的にとらえたい人にはお勧めの一冊だ。

  • 双極性2型障害の存在が分かるだけでも一読の価値あり.まさに私はこの型かもしれない.治療も長引いています.鬱病に軽そうが伴っていることは以前から知識として持っていましたが,正式な診断名が与えられたのは画期的なことです.(DMS-IVで1994年)

    ・非定型鬱病の診断も参考になる(P93).
    ・トリプトファンとうつ.肉や魚,豆,乳製品,ナッツ,チョコレート,バナナに豊富.
    ・絶望的なあきらめ状態ー>うつに
    ・成功したから幸福なのではなく,幸福だから成功する.
    ・ストレスを減らすためには,自分の期待をコントロールする.
    ・カクテル療法の積極的意義

  • 2012.5.8
    難し過ぎた。

  • 必要にかられて何冊か欝病に関する本を読みました。
    その中では、この本が最も分かりやすく、実践的だと感じました。

    薬物療法、その他の療法(認知療法、認知行動療法など)や、食事、過ごし方などについて説明されていて、中には、すぐに試せそうな対策も載っています。

    何よりも、長年、現場で治療に当たっていた経験の重みがあります。

    どうすべきなのか、対策が見えてきた一冊。

  • 良書。かなり網羅的に気分障害を扱っている。多くの人に読んで欲しい。

全17件中 1 - 10件を表示

岡田尊司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
J・モーティマー...
有効な右矢印 無効な右矢印

うつと気分障害 (幻冬舎新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

うつと気分障害 (幻冬舎新書)のKindle版

ツイートする