- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344982086
作品紹介・あらすじ
2011年2月現在、日本の国宝は、絵画158件、工芸品252件、古文書60件、建造物216件など計1082件。文化財の中から候補作品を選出し、年に一度専門委員会によって指定の可否が検討される。委員の一人でも反対すれば指定されない、そんな慎重な審議を経て選ばれた国宝から100件を厳選解説。縄文時代の『火焔型土器』から、日本仏教の出発点といえる法隆寺『釈迦三尊像』、画壇を制した狩野永徳『洛中洛外図屏風』まで。国宝を通して浮き彫りになる、この国の成り立ち。
感想・レビュー・書評
-
岩波書店の『図書』に連載中の「かざる日本」の論考で、幅広い知識に裏打ちされた軽妙な文章に感心したので、本書を選んで読んでみた.それぞれの解説がありきたりではなく、膝を打つようなエピソードが満載で、非常に楽しめた.巻末の参考文献、国宝タイムスケール、国宝「いつ&どこで見る?」リスト は素晴らしい.
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史
美術 -
それぞれに図版がついていればなお愉しめたのに。そこが残念。
簡易日本美術史(その国宝を取り巻いた状況も含めた)として読めるのでわかりやすい。 -
図録がないと。。。笑
-
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00168003 -
いい本です。
”国宝”という視点で、ふんだんにある知識を若い女の子の感性で切り込んでいます。
本当はもう少し紙面を割いてもらえたほうがよかったけどな…