報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪 (幻冬舎新書)

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  • 幻冬舎 (2011年7月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982222

報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪 (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • ・日本のメディアは報道ではなく、広報。
    ・日本の記者は、記者ではなくサラリーマン。
    ・記者クラブでは皆が情報共有し、示し合せそのまま流すかどうかも上が決め、現場が決められない
    ・過ち(誤報)を検証しない。
    ・デマをデマと思っていないか、取り繕うように隠すように考えて修正してしまう。

    これらの事が読んでいて、目からウロコでした。。。
    たしかに、報道でなくてみんな時事通信などのように速報のような流しでしかも、政府や企業の出した情報をとりあえず検証しないで載せるだけなら広報だな~。
     そして、サラリーマンならば、やはり企業の歯車になるし、その企業体だって人がそうなように過ちを犯すに決まっているんだから間違ってしまったら過去から学べで、検証し振り返らないといつまでも前進はしないよな~っと。
     
     いままで、NHKとか新聞やTVだと無条件に信頼していたのは自分もそうだった。ネットに書いてあることはデマが多くて大手の新聞が書いてあることは正しいと、でもこの感覚ってそうやって育てられたというか、風潮もあったと思う。
     一番大事なのは、大手だってネットだって結局は人だから過ち(誤報)や知らず知らずデマに加担するってことだな~っと思った。
     情報は広く取り入れて、結局のところ自分で判断するしかないってことは昔も今もまったく変わってなかったのに、楽な方へ(大手へ)依存してしまっていたのがよくなかったな~。 また、良くない例としてこの本の二人が発信する情報にこの本で良かったと思ったから先にわたり信頼や要望を持ち続けるわけでなく疑いもしないといけないという事ですね。現に昨年からの上杉さんの発する情報には??と思うような物もあるし、だからといって、もう全て誤報だと決めつけるのも良くない。 柔軟に幅広く情報を集め、集めたソースから自分で判断しないといけない、それが過ちかもしれないけど、その時はまた検証することが個人でも必要だと改めて思った。

  • 原発問題について書いている新書を探していて、
    本書の「報道災害【原発編】」というタイトルを見て購入しました。
    読み終えた感触からいうと、
    【原発編】というのはわざわざ入れなくても良かったように思います。
    確かにこの本の中で最も大きく報道災害として扱われているのは原発の話なのですが、本書の内容自体は決して原発に限ったものではなく、全体を通してジャーナリズムの話だと思いました。
    私はこういうのに疎い人間なので、タイトルを見て「原発の話ばっかり載ってるのかな」と思ってしまいました。
    原発ではない報道災害について語った書籍がある(あるいはこれから刊行される予定がある)のならこのタイトルが合ってるんでしょうが。

    3.11におけるマス・メディアの失敗というか失態というか。
    日本のマス・メディアの問題点や、海外の状況など。
    対談形式、たまにジョークもあるので疎い私でもすらっと読めました。
    物によっては笑えませんが。
    ひとつの視点からでは見えないことばかりです。多様性がなくてはつまりませんし、そんな情報に意味があるのか疑問です。
    人間はどうしても思い込みで物を言ってしまいます。それを無くすことはできません。個々人が自分で情報を精査することは必要でしょう。
    受け取った情報をそのまま取り込むのではなく、どうにかして自分の物にすることが必要なのかなあ、と、この本を読んで思いました。
    故に、この本で読んだことも、もうちょっと自分で見てみないといけないと思いました。原発の話もそうですし、記者クラブや新聞社の話もそうですが。これを読んだだけでは本当なのかは分からないので。

  • 上杉隆氏と烏賀陽弘道氏の対談本。

    [続き]
    http://wildhawkfield.blogspot.com/2011/09/blog-post.html

  • 9784344982222 310p 2011・7・30 1刷

  • 内容は大切なことを言っているのだが、自分たちだけが正しいかのような語り口が居酒屋のサラリーマンの仕事の愚痴と同レベル。

  • 不快。
    内容は本当に大事なことを語っているが、語り口がいかに日本の報道がダメで、自分達の報道姿勢がアメリカ的な正しい姿かということに終始している。余りにも私的な指摘過ぎて逆に内容がウソに聞こえる。
    しかも対談形式だから愚痴大会みたいで、悪いけど、居酒屋でやってくれと。ムナクソ悪い。
    思うけど、彼らが信じてるほどそもそも日本の報道に期待してないよ。そんな高尚なもんかね、君たちは、と思う。
    粛々と自分達の発信したいことを発信してればいいさ。選ぶし、信じるか考えるけど、期待はしてないよ。

  • 安全はウソ

  • 日本のマスメディアに絶望したジャーナリスト二人の対談。
    ダメだダメだとは思っていたけれどここまでダメだったのか、というのが東日本大震災であらわになってしまったということでこのタイトル。
    「原発編」ってことは他のもあるのかしらと思ったけれどそういうわけでもないっぽい。

    言葉の使い方、たとえばサブタイトルにある「大罪」などが、どうも陰謀論を吐きたがる系統の人っぽくて警戒していたんだけど、言っていることは至極まっとうだった。

    ・大手マスコミのしていることは「報道」ではなく「広報」
    ・3.11は緊急事態。つまりこの時の報道が、日本の報道の限界値。これが今の精一杯の実力。
    ・メディアも受け手も疑問をもつ習慣がない。
    ・空気を読み、常にコンセンサスがなければならないという意識は「違い」を拒む。
    ・疑うのは悪いことじゃない。健全な疑いをもっていい。
    ・反論されるのは必ずしも人格全否定じゃない。

    つまり考えろと。
    マスコミ批判だけど、「だからマスゴミはダメなんだ」で終わらせるのでは意味がない。
    あっちがダメだからこっちへ流れるんじゃ結局変わらないと、情報を発信する側だけでなく、受け手にも変革を迫る。

    私の考えとは合わない部分もある。
    多様性があるのはいいことだけど、極右から極左までってあんまりいいことじゃない。
    昔、多チャンネル化で選択肢が広がれば多様性も広がるといわれていたけれど、全部見るわけじゃないからそれぞれが自分の好きな部分だけを見てバランスが悪くなっている現状もある。
    言論の自由にヘイトスピーチの自由は含まれないと私は思う。
    今の日本のマスコミを全否定してるし、アメリカの多様性に夢見すぎな気もする。
    p34の、避難区域から新聞社が撤退したくだりで配達されないことも批判しているけれど、配る人はジャーナリストじゃなくてそこに住んでるバイトの被災者だし、p48で東電が「世界で初めて汚染水を故意に流した」と言っているけれど、フランスも英仏海峡に流してるよね、など違うだろうという部分もある。
    けれど(といっても「日本よりマシ」程度の夢かもしれない)、この人たちをも疑わせるための本だから、意見が合わない部分があるのはむしろいいことなんだろうな。

  • 上杉氏の言説の信用性に疑問符がついたので評価は保留。

  • みんな読むべき!

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