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- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344982406
感想・レビュー・書評
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解説が丁寧でわかりやすい。
まあ現状を見るに、理不尽な量刑はいくつかあるなあ。泥酔してたから心神耗弱とか、普通の感覚じゃありえんし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
司法の考え方がちょっとわかった気がする。
おおがたのことは実務経験で知っていたが、刑期の細かい考え方とか、最近の傾向とかは今後、役に立ちそう。とくに死刑についての考え方が司法っぽい感じがして興味深かった。 -
最近は量刑が重くなる傾向にあるようだが、それでも過去の同質事件の量刑を斟酌して決めるもので、それ以上でもそれ以下でもないことがわかる。
特に印象的な箇所はなかった。 -
暇つぶしにと思って買ったら、ほんとに暇つぶし用という感じだった。
事件の概要と量刑が淡々と並んでいる本。
量刑って結局相対的なものだけど、ひとつひとつの事件が、標準との偏差というものさしで図られているのだと思うと、みんなが飲み込んでる共通のルールに疑問を投げたくなる。
作中の「その事件限りの正義感や倫理観を被告人にぶつけるのではなく、量刑の全体を俯瞰し、横や縦の関係へ目配りしたうえでの社会正義を示すことが大事なのでしょう(P178)」という言葉が印象的。
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